Pocket
LINEで送る

職場環境が良いと、多少つらい仕事があっても頑張れますよね。職員同士助け合ったり支え合ったりしながら働ける環境は、仕事に対してやる気がでます。

「良好な人間関係」は、楽しく働いて行くための必須条件といっても過言ではありません。逆に言えば人間関係のせいで、退職を考えたり精神的につらくなったりすることもあるのです。

職員全員で協力しながら働いていきたいのですが、職員のなかには輪を乱し、嫌がらせのようなことをする職員がいるのも事実でしょう。嫌な職員がいるときの対応は難しいですよね。

今回はウザいと感じてしまう職員の特徴をお伝えします。

スポンサーリンク






知らんぷり!介助はしない先輩職員

私が経験したことのあるウザい職員の特徴は、大変な介助を避ける職員です。

例えば1フロアに20人くらいいる利用者の介護を3人の職員で行っていくのですが、排泄介助を他2名の職員に対応させ、自分はゆっくり記録をつけているようなタイプ。しかも自分が一番先輩のときに限って行うのでたちが悪いです。

日中の排泄介助は数回あるのですが、まったく介助は行わず指示だけだして「排泄どうだった?」となんの悪びれもなく聞いてくるのです。腹が立ったので排泄介助の時間に、「そろそろ排泄介助の時間ですね」と問いかけたのですが、「あ、じゃあお願いね」と当たり前のように排泄介助の指示を出してきました。指示を出した後、自分は座りながらゆっくり記録をつけて、あくびをしているときは本当にウザいと思ったのです。

上司に相談!しかしまさかの返答が・・・

スカイダイビング

私達は先輩の行動に我慢の限界となり、上司に相談することを決めました。正直、相談するまでの間はひどく悩みましたが、このままの対応が続くのは納得がいきません。

排泄介助がしたくないわけではありません。自分たちと組んだときだけ嫌がらせのように介助をやらせようとする姿勢に腹が立ったのです。

意を決して上司に相談すると、「排泄介助?そんなにやりたくないのか?」と思っても見ない返答がかえってきたのです。私達は「え?」と、理解されていないことにビックリしてしまい、言葉が続きませんでした。上司は続けて「私と組んでるときはしっかりやってくれるし、指導としてやらせるんでしょう」と話したのです。

他の先輩は順番に排泄介助をするよう流れを作ってくれますし、指導であれば一緒に行うのが基本です。私達は理解してもらえないまま引き上げることになり、なんとも後味の悪い相談になってしまいました。

我慢して働き続けるか?きっぱり退職を選ぶのか?

たんぽぽを飛ばそう

結局一緒に相談に行った職員は退職してしまいました。私も辞めることを考えたのですが、ここで辞めて他の施設に行っても、同じようなことがあるかもしれないと負けずに働き続けました。

介護業界は職員の入れ替えが激しいのですが、結局ウザい職員も1年後には辞めていき、相談した上司までもがいなくなったのです。

私は「解放された!」という気持ちより、なんだかあっけない幕切れに何の感情も生まれませんでした。しかし今思えば良い経験をしたと思っています。

先輩も後輩関係なく、協力しながら現場で働ける人間関係はとても大切なのです。特に先輩が中心になって環境づくりを考え、行動しなければならないことを学んだ体験でした。

Pocket
LINEで送る