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あなたは、チームケアという言葉をご存じでしょうか?
介護福祉士だけでなく、周囲の医師や看護師など、さまざまな分野の専門職が、協力し合って支援が必要な人へケアを行うことをいいます。連携はとても大切な事ですよね。

でも実際は、どのように行えば良いか、あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか?
医療機関、介護職員同士、また家族などの関係機関に情報を共有するには何を心掛ければ良いのかなど、難しく考えることはありません。常に連携を必要とされる介護現場での、チームとしての心得を、詳しくお伝えします。

介護職同士で求められるチームケア

まず、忘れないでほしいのが「その人のケアは自分が一人で行っているわけではないこと」です。介護という仕事をしていると、担当利用者としてそれぞれケアの必要な人に、担当の介護スタッフを割り振り、業務の分担を図ります。勤め先にもよりますが、だいたい3〜5人の担当を受け持つことがあります。そういった場合、どうしても担当にあたった人への関わりが、比較的多くなります。自分が中心にその人たちの支援を行っていることは事実ですが、たった一人で行っているという錯覚に陥ってしまうことも考えられるのです。

もし、担当利用者に間違った支援を行い、危険な目に合わせてしまうと、その人の担当をしていた介護スタッフは、大きく責任を感じてしまうでしょう。

そのような支援者の心の負荷も、介護の現場では存在します。

もちろん責任感はとても大切ですが、介護スタッフの仲間同士で心のケアを行えるようにきちんと連携していくことが大切なのです。

また、介護の現場では、残念ながらスタッフの体の故障が多いのも事実です。腰の負傷などにより、介護現場を去ることも、やむを得ないスタッフが中には何人もいるのです。そのような状況で、いかに仲間同士でカバーし合えるかによって、連携の力にも変化が生じます。

それぞれが仲間の心身ケアをできるように、きちんと話し合い考えていくことが大切です。

チームケアがうまくいかないと起こり得る出来事とは

チームケアは複数人で成り立つものです。もし1人でも道を逸れてしまうと、どうなるでしょう?

ケアが必要な人への支援の方向性が医師、介護福祉士、看護師、理学療法士など、それぞれバラバラであれば、状態の悪化も考えられるかもしれません。

そのような方向性の違いは、報告、連絡、相談(以下報連相)があらかじめうまくいっていないことが原因に挙げられます。

報連相を誰か1人でも怠ってしまえば、情報の共有が追いつかずケアに遅れが出てしまう可能性があります。

例えば、重篤な症状の人に対するケアについて、どのように考えられるでしょうか。

1つの判断ミスで、命を落としてしまう危険性も十分にあり得えます。

事前に報連相を行えなかったがゆえに、連携が図れず、最悪の事態を招く結果も想定できるのです。

チームケアをスムーズに行う心得

では、一体チームケアとはどのように考えればいいのかをお伝えします。

報連相の徹底

上記でも何度も記載しましたが、やはり報連相をきちんと行える現場の団結力は強く、質の高いケアが提供できると言えるでしょう。情報伝達は、たった5分もかからないことです。怠らずに行うよう心がけましょう。医療機関だけでなく、家族などの関係機関にはきちんと報告を行い、関わりのある人全体に伝わるよう連絡をし、ケアについての相談をできる環境を整えるようにすることが大切です。

ただし、常に業務に追われることが多い現場では、なるべく簡潔に伝えるようにしましょう。

また、定期的なケア会議やミーティングなどは効果的です。きちんと話し合える場では、普段の気づきや思いを発信するようにしましょう。

職員同士の心身ケア

重ねがさねですが、何よりもまずは、あなた自身の心と体を守ることが大切です。責任を持って行動することはとても重要ですが、それによって自分を追い詰めてしまっては、ケアどころではありません。スタッフ同士の心のケアを大切にし、話し合える環境を作ることで、チームとしての力がより強くなります。また、体を痛めてしまった場合も、カバーし合えるように連携力を高めていきましょう。あなた自身、仲間の心身ケアを大切にすることが求められます。自分のSOSもきちんと伝えるようにしましょう。

支援の方向性

きちんと支援の方向性を統一することも、重視しましょう。ケアを受ける人だけでなく、職員の混乱にもつながります。支援の中で感じたより良いケア方法を、ひ伝達していくことが鍵です。関係機関との話し合いの上、きちんとしたゴールを見据えて進めていくことが大切です。

「チームケア」とは「報連相」力

きちんと報連相を行える人材が、より良質な介護現場を作っていくと言えるでしょう。

ケアの対象となる人のことだけではなく、自分の現在の状態や、思いなどの情報を発信していく力を持つことが、コミュニケーションを円滑に進めることにつながります。

そして、自身の心身を守ることもできるのです。

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