「年を取ると背が縮む」と聞いたことがありませんか?

アルバムを開き、おじいちゃん・おばあちゃんの昔の写真を見たら、「今より背が高い!」

なんて驚いたことがあり、「背が縮むって、本当なんだ…」と思っていました。

しかし、人によって実は身長があまり変わらない人もいるのです。

「じゃあ、何で背が縮むの?」と不思議に思いませんか?

今回は、背が縮む原因、そして背が縮まないようにこれからできる予防法をご紹介します!

 

背が縮む4つの原因

原因は4つ挙げられます。

1つ目は、加齢による水分の減少です。

図をご覧ください。赤ちゃんのときは80%も水分がありますが、

年齢を重ねるにつれ水分が少なくなり、高齢になると身体の約50%に水分が減少します。

(引用:熱中症環境保健マニュアル2014 p.36

椎間板(骨と骨の間にあるクッション機能を持つ)の水分も加齢とともに減少し固くなってきます。

そうすると図のように、正常な椎間板と比較し、厚みはなくなり身長が低くなります。

(引用:『腰の痛み』全解説 椎間板症の詳細 症状・原因・治療法

2つ目は、骨粗しょう症による背骨の圧迫骨折・背骨の変形です。

骨粗しょう症とは、骨の密度が低くなり骨折のリスクが高い病気のことです。

くしゃみをしただけで骨が折れてしまう場合もあり、寝たきりになる可能性が高い病気です。

骨がもろくなると、背骨の椎体が圧迫骨折をおこし、椎体の厚みが減少し身長が低くなります。

(引用:カイロプラクティックの効果機序3

また骨粗鬆症により背骨が変形することもあり、背が低くなる原因の1つです。

3つ目は、筋肉の衰えによるものです。

背中の筋肉が衰えると背骨を支えきれなくなります。

このように筋肉が衰えると身体のバランスが崩れ、身体のゆがみや姿勢が悪くなることに繋がります。

4つ目は、姿勢の悪さです。

これは年齢は関係ありません。

例えば椅子に座ったときに、頭を前に出し前のめりになって、背中を丸くすると身体が縮んだ感じがしませんか?

このように猫背やO脚だったりすると、姿勢によって誰でも背が低くなります。

姿勢が悪いと筋肉にも変な癖がつき、様々な不具合を起こすことにもなります。

普段から姿勢を気をつけることが、身長が低くならない予防としても大切になってきます。

 

背が縮む予防方法

背が縮む原因が分かったところで、身長が低くならないための予防法をご紹介します。

骨の密度が低くなる骨粗鬆症が原因の一つとして挙げられましたが、

骨を丈夫にするためには、カルシウムはもちろん、ビタミンK、ビタミンDなど骨を作ってくれる栄養素が必要です。

また、牛乳単品等ではなく、カルシウムの吸収を高める組み合わせで食べると

効率よくカルシウムが摂取できます。

一番吸収率が高いとされる乳製品でも吸収率は50%、小魚は約30%です。

(引用:医療法人錦秀会栄養部|骨が喜ぶ栄養素は?

カルシウムを効率良く取るには、4つの基礎食品群を意識しましょう。

(引用:食品・栄養調理のこと|4つの基礎食品群について

1食に最低2種類の群を摂ってください。やはり、全ての群が入っているのがベストです。

ポイントとなるのが「食べ合わせ」です。

一緒に食べるものによって、カルシウムが吸収しやすいものとそうでないものがあります。

一緒に食べると吸収を促進してくれるものとして、

タンパク質炭水化物クエン酸があります。

タンパク質は、動物性たんぱく質だと、卵や肉、魚などがあります。

植物性たんぱく質だと、大豆、ナッツ類、ゴマなどがあります。

炭水化物はお米やパンがあげられます。

パンは手軽に食べられますが、個人的にはパンではなく、お米をお勧めします。

多くの日本人には小麦は合わないといわれています。

日本人は腸が長く、小麦に含まれているグルテンが腸にへばりつき便秘になる等、

様々な不調をきたす原因となります。

お米の方が消化も良く、お勧めです。

クエン酸が含まれるものとして、梅干し、黒酢、レモン、キウイ等があります。

果物系は、ドレッシングやスムージー、マリネや肉や魚のソテーにもお勧めです♪

クエン酸は体内の中に留まる時間が短いため、一気にたくさん摂取するのではなく、

ちょこちょこ摂取すると良いです。

 

適度な運動で骨を強く!

骨を強くするのには食べ物だけでなく、運動も効果的です。

骨は負荷がかかると、骨の細胞が活発になり、骨量が増える性質があります。

激しい運動ではなく、1日30分ほどのウォーキングやお散歩など適度な運動で十分です。

無理のない範囲で楽しく続けていくことがとても大切です。

今回は、家の中でもできるエクササイズを2つご紹介します。

1つ目は片脚立ちです。

(引用:骨だいじょうぶcom.|骨密度が低いと診断された方へ

2つ目はスクワットです。曲げたときの膝の位置がポイントになります。

脚は肩幅より少し広く、30度くらいに開く。腕を真に伸ばし、腰を後ろに落としながら

ひざを90度くらいにまで曲げる。ひざが前に出ないよう気をつける。

10秒かけて腰を落として、ゆっくり立ち上がる。5回1日3セット。

(引用:NIKKEI STYLE|床ドンで強くなる 骨を鍛える3つの運動

おわりに

 

食事や運動等日頃の生活の仕方で、身長が低くなることをある程度予防することができます。

ぜひ軽い運動や毎日の食事にちょっとした工夫をする等、実践してみてください。

身長が低くなるのを予防するだけでなく、健康な身体・こころ作りにもなりますよ♪