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高齢者にとって「しりとり」のような脳トレは、認知症予防にたいへん効果的です。

単語を思い出そうとすることで脳が活性化されるのはもちろんですが、グループで行うことで周囲と交流を持ち、社会的活動の楽しさを思い出すきっかけにもなります。

ルールが単純で誰でも知っている「しりとり」は、道具も不要で手軽に始められますが、その分すぐに飽きてしまいがちです。

同じ「しりとり」でも利用者の興味を持続させることのできる、一風変わった「しりとり」の方法をお伝えします。

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盛り上がる「限定しりとり」

普通のルールにひとつだけ条件をつけて行うことで、より頭を使うゲームになります。

「パスは3回まで」などと条件を緩和すれば、全員が参加できて楽しめるレクになり、盛り上がること間違いなしです。

3文字しりとり

3文字の言葉は思い出しやすく、認知症のある方でも楽しめる簡単な限定しりとりです。

お元気な方が多いグループでは、さらに「食べ物の名前」「動物の名前」などの条件を追加して、脳トレの効果アップをはかる方法もあります。

歩きながらしりとり

認知症予防や進行を遅らせるためには、同時に二つのことを行うのがより効果的です。

これを「デュアルタスク」と言います。

体操しながらしりとり、お尻で字を書くしりとりなど、脳トレと運動を同時に行うのが効果的です。

制限時間しりとり

キッチンタイマーや目覚ましなどを利用して、複数チームで制限時間内に多くのしりとりをつなげた方が勝ち、という対決も盛り上がります。

高齢者は負けずきらいな傾向の方が多く、「もう1回!」などという声もよく聞かれます。

チームを作る人数が足りない場合は、タイマーが鳴った瞬間に持っていた人が罰ゲームというルールも楽しめます。

罰ゲームでは「初恋は何歳?」「お見合い結婚?恋愛結婚?」ご夫婦で利用の場合は「旦那さん(奥さん)の好きなところを3つ」などインタビューをすると大爆笑間違いなし、レク後のおやつタイムの話題にもなります。

最後の2文字をつなげるしりとり

通常のルールは最後の1文字を次につなげますが、最後から2文字を次につなげるというルールで行います。

気をつけなくてはいけないのが、最後から2文字目が「ん」のつく言葉はNGです。
(例:りんご、パンダ)

2文字をつなげるしりとりでは、最後に「ん」がつく言葉が使えるため、一風変わった感覚を楽しめるしりとりになります。

暗記しりとり

通常のルールのしりとりをしますが、最初の人の言葉から全てを言っていくという、記憶力が試されるしりとりです。

1人目:しりとり

2人目:しりとり、りんご

3人目:しりとり、りんご、ゴリラ

続けば続くほど難しくなっていく、過酷なしりとりです。

オリジナルのルールでさらに楽しめる

ルールを組み合わせることで、更なるオリジナルのルールを作り出すことも可能です。

参加者の認知機能のレベルに合わせた難易度にすると、より一層盛り上がります。

忘れずにアイスブレイクを

いつもと違うルールでしりとりを楽しむと、脳が活性化されて認知症予防に大変効果的です。

しかしいつもと違う特殊な状況は、高齢者にとっては緊張を要する、脳が疲れる作業であるとも言えます。

罰ゲームなどを挟んで、適度にアイスブレイクの時間を取ることで、緊張が和らいでさらにレクを楽しめるようになります。

まとめ

高齢者にとって「しりとり」のような脳トレは、認知症予防にたいへん効果的です。

認知症予防や進行を遅らせるためには、同時に二つのことを行うのがより効果的です。

参加者の認知機能のレベルに合わせた難易度にすると、より一層盛り上がります。

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