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介護職を長く続けていると辞めたいなあと思うことがありますよね。介護の仕事は、24時間365日続いています。働く私たちは、早番・遅番・夜勤などの変則勤務。ゴールデンウイークや年末年始も仕事に追われ、長期休暇は夢のまた夢の話。

そのような過酷な勤務状況の中で私自身、働き方を変えながら17年の月日が流れました。私自身も3回転職しているため、退職を2回経験しています。私自身の経験をもとに介護職を辞めたいと思ったときに、上手に退職できるタイミングについて解説していきましょう。

退職しやすい5つのタイミング

体調不良による退職

介護の仕事は身体が資本です。しかし変則勤務や夜勤業務など、いろいろな時間での勤務になります。また介護の仕事は、重労働です。同じ姿勢で介護をすることも多く、重い人を抱えることもあります。

腰痛予防に努めて仕事はしていますが、腰痛は職業病です。体調を崩す前に考えられるとよいのですが、実際は体調を崩してから続けられずに退職するケースがあります。

人生の節目での退職

介護の仕事は女性の多い職場です。人生には結婚や出産などの節目があります。仕事柄、時間が曜日の都合がつきにくい職場であるため、結婚を機に退職をするという人も多いのが実際です。結婚したからといって、変則勤務がなくなるわけでも夜勤が減るわけでもありません。勤務上、時間のすれ違いを心配し、退職を決めることも少なくないでしょう。

結婚生活は夫婦二人なので仕事上時間のすれ違いがあってもお互いにカバーして仕事を続ける人もいますが、出産となると異なります。妊娠は病気ではありませんが、体調は人によって異なります。仕事が続けられない程、体調が悪くなる場合もあります。

また、介護は身体を使う仕事でもあるため、要介護者を抱えたり、かがんだりする姿勢が妊婦にとって負担になります。無理をすると流産する恐れもあります。自分一人の身体ではないため、妊娠や出産と同時に退職する人も多いです。

人事異動による退職

働いている事業所によって複数の事業所がある場合、異動の辞令は避けて通れません。デイサービスにて日勤勤務ばかりが続いていた人が事業所内の人事異動により特養やグループホームなど入所施設への異動をいわれる場合もあります。

一人で働いているうちは、どの事業所のいろいろな時間帯の勤務でも可能かもしれません。女性の場合、家庭や子どもを持つようになると、日勤帯のみの勤務だけだった人が夜勤も含めた変則勤務への異動になると、家庭と仕事を両立して続けられるでしょうか。続けられない人ばかりとは言いませんが、家庭と仕事を天秤にかけ不安要素があるのであれば、退職するターニングポイントになるでしょう。

人間関係による退職

介護は一人で行うものではなく、介護職をはじめいろいろな職種と連携し、利用者に対して必要な介護を提供しています。特に施設の場合は、チームで介護をしています。人の好き嫌いで仕事はしていませんが、利用者のことを考えていく上で相談しやすい環境、わからないところが聞ける環境、教えてもらえる環境は大切です。

人間関係がギクシャクして一番迷惑が掛かるのは利用者です。誰もが自分勝手にバラバラな介護をしていては、利用者の生活は成り立ちません。そのような職場で働きたいと思う気持ちにもなりません。相手を信頼して初めて介護の仕事が成り立ちます。人間関係でギクシャクして仕事は好きだけど、仕事以外のところで悩んで退職する人もいます。

資格取得による退職

誰でも同じ仕事をするのではあれば、給与などの待遇面は良いところを目指しますよね。介護の仕事も資格が重視されるようになりました。介護福祉士の資格がなければ、介護の仕事ができないわけではありません。ですが、介護福祉士の資格を取得するということは、介護にとって必要な知識や技術を身に着けていることになります。

評価においては、介護保険上、処遇改善加算というものがあります。介護福祉士の配置基準が満たされると、事業所として評価と加算単価があがります。資格取得と同時にさらなる上を目指して退職する人もいます。

実際に私自身も介護職を続けることが体力的に限界となり、介護支援専門員の資格を取得し、最初の転職に至りました。

退職を引きとめられた時の対処

退職の意思を伝え、引きとめられることは良い意味でとらえれば、今までの仕事が認めらえれたことになります。「人がいなくなると困るから引きとめられたんだ」などと悲観的になる必要はありません。

実際に退職を引きとめられた場合、自分が退職まで決めた理由が退職をしなくても解決ができるのであれば、仕事を続けることは可能です。だからといってチームで仕事をしているため、職場内で一人だけの要望を聞くことは難しいです。信頼のおける上司であれば、退職を決めた経緯を隠さずに伝えましょう。ただし、思いと不満は異なります。単に不平不満だけを伝えても、あなた自身の評価を下げるだけですので、注意して伝えましょう。

心と身体の健康を第一に

介護を受ける利用者も介護を提供する私たち介護職も機械ではありません。感情を持った生身の人間です。介護の仕事が好きであっても天職だと思っていても、現在の職場で勤務することに疲れてしまえば、心と身体のバランスが崩れて仕事が続けられなくなってしまいます。心も身体も健康で続けられる職場を見つけ、輝ける介護職を目指してがんばりたいですよね。

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