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介護の現場で働く介護職員はさまざまな業務をしないといけません。技術面での介護もあれば、コミュニケーションを大切にメンタルで介護をすることもあれば、レクレーションで利用者さんを盛り上げないといけないこともありますよね。いろいろなことを要求されますが、なかでもレクレーションは得意な人と不得意な人と分かれやすいところです。

特に不得意な人は多いです。今まで人前に立って大きな声を出したり、人を楽しませることに慣れてる人はなかなかいません。緊張し、楽しませないとと気持ちだけが焦っってスムーズに進行できないないなんて経験は介護職の方はあるのではないでしょうか。少しでも苦手なレクレーションを克服する方法をお伝えします。

笑顔で挨拶しましょう

レクレーションに入る前の段階ですが、コミュニケーション力があってこそです。その入り口となる挨拶が大切です。朝に利用者さんの顔を見たらとにかく笑顔で大きな声で挨拶しましょう。体調の悪い方には大きな声はよくないですが、とにかく笑顔でしっかり挨拶するだけで「元気になる」と言ってくださる方もいます。しっかり一度立ち止まり、目を見て前から笑顔で元気よく「おはようございます。」と、挨拶しましょう。

忙しいと挨拶がおろそかになってしまいます。でも忙しい時こそ、この挨拶をすると普段見落としてしまうかもしれない利用者さんのちょっとした変化にも気付けたり、レクレーションの引き出しにもなるのです。この挨拶が会話に繋がり、その会話から利用者さんの昔得意だったことや好きなことを聞けたりします。その聞いた内容を頭に入れレクレーションの参考になります。

人が楽しむには、まず自分が楽しむ

レクレーションは利用者さんに楽しんでいただくことが前提ですが、そもそもレクレーションを担当する介護職員が楽しまないと難しいのです。その気持ちは雰囲気にも現れるからです。

なので、はじめから上手くいくなんてことはめったにありません。楽しそうでない人を見て、人は楽しくありません。「楽しませないと」の思考回路から「自分が楽しもう」と気持ちを楽にします。職員が楽しくしていると利用者さんは目を耳を体を傾けてくれます。

複数の職員で雰囲気作りをしてみる

どんな内容のレクレーションでも介護職員一人で行うのは危険もあるし、かなりのベテラン介護職でも大変です。レクレーションは楽しい雰囲気と危険のないようにリスク管理が大切なのです。リスク管理を感じさせずに、楽しくレクレーションを行なうには一人では決してできません。レクレーションのリーダーになったとして、始めは慣れないと緊張しますが、利用者さん、職員とのコミュニケーションをしっかりとれていれば徐々に緊張は解けてきます。

後は職員で雰囲気を作っていきます。楽しい雰囲気を作ってこそ介護職の腕の見せ所でもありますね。別の業務で通りすがりの職員が一言発するだけでも、みんなでレクレーションをしているということになります。職員全員でレクレーションするのは難しいですが、通りすがりに少しだけ参加できることもあります。その職員の意識こそが大切で、楽しい雰囲気は人を引き付けますよね。

レクレーションがあまり好きでない利用者さんでも、なんだか今日は楽しそうだなと参加してくれます。楽しい雰囲気を作るには利用者さんを褒めたり、時にはかつらやサングラスなどアイテムを使うと良いでしょう。また雰囲気には音響も大切です。運動レクレーションの時はアクティブな音楽を使い、神経衰弱など脳を使う時は落ち着いた音楽をその状況に合わせて選ぶとよいです。目から入る環境と耳から入る環境で雰囲気を作ることもできます。

自分の得意なことで自分が楽しむ

レクレーションで何をしようと迷うことはあります。そんな時は、まずは自分と向き合い得意なことをすればいいのです。自分の得意とすることで自分が楽しめることを探すのです。

絵を描いて、当ててもらう

特技が絵を描くことであれば、ホワイトボードに得意な絵を大きく書きます。その絵を見て何を書いているでしょうかクイズにして利用者さんにあててもらいます。これは、脳トレにもなり、半身不随の利用者さんでも四肢麻痺の方でも参加できます。でも、絵を描くのは少しうまくない方が盛り上がります。絵が上手すぎるとすぐに当てられてしまうからです。でも絵が上手だとそれだけで利用者さんに覚えてもらえるいい機会になります。

楽器を使って演奏する

楽器を使っても良いでしょう。声を出すのが苦手な職員さんは特におすすめです。ピアノで曲を弾いたり得意な楽器を使って演奏することで利用者さんは手拍子してくれたりします。間違ってもいいんです。徐々に上手になると「あなた上手になったね」と利用者さんが見守ってくださることもあるかもしれません。職員のAさんは休憩中に練習して2か月でようやく1曲弾けるようになり徐々に覚えて1年でやっと10曲まで演奏することが出来ました。利用者さんは職員の成長まで見てくれます。

得意なことを披露することで利用者さんは、孫世代の介護職員に対して笑顔を見せてくれ、親近感がわいたりします。

利用者さんとの会話できっかけを探す

自分の得意をしたら今度は利用者さんの得意なことや好きなことをレクレーションの題材にします。
例えば、花や菜園が好きな人がいれば、プランターをテーブルに置いて環境を整えて一緒に苗を植えたり収穫したりします。これは得意な利用者さんにやり方を教えていただくのです。花の本を見るよりたくさんのことを教えてくださいます。

職員は利用者さんが菜園しやすいように環境を整え、危険がないかしっかり見守ります。このように利用者さんはさまざまな経験をされているので、話の中からレクレーションの内容を考えるのも良いです。そうすることで、利用者さんはもともと興味のあることなので入りやすくなります。

単独でするのではなく、みんなでレクレーションを楽しもう

レクレーションは1人ではできません。みんなの意見や経験値を参考にしてみんなで楽しくしましょう。

  • まずは笑顔で挨拶しコミュニケーションを図る
  • 楽しませるより自分が楽しむ
  • 雰囲気を大切にし、他の職員とみんなで盛り上げる
  • 得意なことから始める
  • 会話の中から内容を考える

始めはだれでも緊張しますが、笑顔を忘れずにみんなで楽しい雰囲気を作りながら本気で楽しめるレクレーションができますように。

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