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デイサービスの仕事に就いて3年目になると、指導される立場から指導する立場へと変わります。基本的な介助方法や知識が身に付いているので、指導をしながら次は自身のステップアップに向けて「何をするべきか?」と、色んなことを考える時期に入るでしょう。

意欲的な職員であれば、ずっと同じ業務に飽き飽きしてしまうでしょう。レクリエーションや行事1つに対しても、いつもと同じことばかりやっていたらモチベーションが下がりますよね。ましてや認知症ではない人や、軽度の認知症の人にとっては同じ内容のレクばかりだと、最終的にはレクに参加しなくなってしまうこともあるでしょう。

何か新しいことを考えるのは、利用者にとって大切なことですし、自身の成長にも繋がります。ただ、考えてもすぐに新しいアイデアが思いつかないことなんかいくらでもあります。

意欲的で前向きなあなたのために!今回は職員でも少し難しいと感じる、7種類の脳トレをお伝えします。

1.都道府県穴埋めパズル

都道府県穴埋めパズルとは、日本地図の外枠だけマジックで書いたわら半紙に、一つずつ都道府県の位置を確認しながら貼り付けていく脳トレです。

北は北海道から始まり南は沖縄まで、47つのパズルを当てはめていくのです。そして最大の特徴は、都道府県の形でパズルにしていないところです。全ての都道府県の形は同じ大きさの丸状にして作っているので、形に合わせてパズルをはめるわけではありません。

高齢者だけでなく、職員にとってもけっこう難しいですよ。あんまりレクレーションが好きではない男性も頭をフル回転させながら行ってくれます。

「島根ってどこだっけ?」

なんて聞かれたときは、職員が冷や汗をかくかもしれません。

2.百人一首

百人一首とは、読み手が句を読んでいる間に取り札をとるのですが、取り札に書いてあるは下の句ですので、暗記している人は上の句を呼んでいるときにどれかを当てられます。

高齢者で百人一首を暗記している人は意外と多く、職員も交えてレクリエーションを行ったのですが、結局職員だけが全然札をとれないなんてこともよくあります。結果的には職員が読み手になったり、一人だけ強い高齢者がいるとゲームにならないので、坊主めくりになったりすることが多いです。

3.ことわざ問題

ことわざに関してはテスト形式を用いて、実際に用紙に記入をしてもらうようにすると、学生時代を思い出して楽しくできます。

「~も歩けば棒にあたる」「~も木から落ちる」

などの問題にするとわかりやすいでしょう。

あまり簡単で問題が少ないのもつまらないですし、とても難しいものばかり出題されるのもおもしろくありません。全部で25問程度で、初級からだんだん難しく最後の5問は超難解問題!みたいな感じで行うとメリハリがあって、楽しくレクリエーションが進行しますよ。

職員も同じ問題を解いてみると、意外と難しいので是非試してみて下さい。

4.間違い探し

間違い探しも雑誌などを利用するだけで簡単に行うことができるので便利ですよ。ただし、雑誌をそのまま使用すると高齢者にとっては非常に見づらいので、施設にあるコピー機を利用して、大きいサイズで行うようにしましょう。

始まると最初は「わからないなぁ」なんて笑いながら見ているのですが、誰かが1つでも間違いを見つけると、負けたくない気持ちがでるのか一気に静かになるのです。

ただひたすら黙って間違いを探している姿はとても真剣で、トイレやおやつの声掛けがしづらい程、集中されています。

5.神経衰弱

トランプの中で頭を使うといったら神経衰弱です!一人2枚のトランプをめくって同じ数字であれば当たりで、誰が何回当てられたかを競います。自分や他の人がめくったトランプの数字を記憶しておくのが大切になるゲームですので、常に頭を使っている状態になります。

高齢者の物忘れ防止対策になる神経衰弱ですが、職員も一緒に神経衰弱に参加するときは気をつけて下さい!「あんた馬鹿だね~4はこっちよ」なんて言われてしまうと場は盛り上がりますが、職員はタジタジになることもあるので要注意ですよ!

6.麻雀

レクリエーションの参加は女性が多くなってしまいますよね。どうしてもレクリエーションで行う内容が女性向けになってしまうことも要因の一つになっています。数少ない男性向けのレクリエーションとして、とても人気なのが麻雀です。

いつもはムスッとしているような男性でも、麻雀が始まると笑顔に談笑しながら過ごす姿をよく見かけます。男性にとって数少ない楽しいレクリエーションですし、脳トレになるともいわれている麻雀を取り入れてみてはいかがでしょうか?

職員よりも断然上手な高齢者も多いですよ!

7.魚漢字カルタ

普通のカルタでは簡単すぎてつまらないと感じる高齢者は多いので、ちょっとアレンジして難しい魚の漢字カルタはいかがでしょうか?

最初は難しい漢字なので覚えにくいかもしれませんが、回数を重ねていくうちに漢字を見てすぐにわかるようになります。漢字の勉強にも繋がるので、楽しく新しいことを覚えられます。実際魚漢字カルタを行うと、どうしても漢字に強い人、弱い人といるのでチーム戦などで行うと良いでしょう。

日頃からの訓練の積み重ねが大事

今回のレクリエーションは、認知症が軽度であれば楽しくできるものばかりです。

特に男性の利用者でも楽しいと感じられるレクもありますので、試してみる価値は十分にあります。

「少し難しいのでは?」と感じる人もいるでしょう。

最初は職員も一緒に行い、わからないことはすぐ質問できる環境で始めてあげれば、利用者も安心してゲームに参加することができますよ。必要な道具さえあれば明日からでもすぐにできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

新しいことに挑戦する気持ちを忘れずに、利用者の人達と楽しく過ごせることを願っています!

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