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介護の仕事に就きたくて転職したのに、なんでこんなにつらいのだろう。

この悩み、実はあなただけではありません。介護職へ転職したばかりの新人の多くは、同じような悩みを感じるのです。理由の一つは、多大なるストレスだといえます。

この記事では、

  • 新人の介護職が抱えやすいストレスは何か。解決方法5つを解説
  • 利用者からの暴言や暴力でストレスを感じている場合、どのような対処方法があるのか
  • 新人の時だからこそつらく、辞めたくなることがあるかもしれないが、誰もが通ってきた道

ということをお伝えします。

人の介護職が抱えやすいストレス

どんな仕事でもストレスはつきものですが、新人の介護職が抱えやすいストレスとして、次のものが考えられます。

  • 右も左も分からないのに「そんなこともできないの?」的な態度をとられる
  • 利用者から、一人前に仕事ができる介護士としてみられる
  • ある人は「ゆっくり仕事を覚えていけばいいから、利用者の安全を第一にね。」他の人は「早く仕事を覚えないと一人前に扱ってもらえないよ!」仕事の指導の仕方が統一されていない
  • 自分の想像していた仕事内容と全然違い、仕事をしていても楽しくない
  • 体がキツイ

ストレスを抱えるということは、何かのことに対して負担や不満を感じているということです。ですから性格や気質、得意・不得意なことなど人によってストレスを感じる要因はそれぞれです。しかし、新人の介護職が抱えやすいストレスは大体こんな感じだといえます。

ストレス解消のための5つのポイント

ストレスを感じない人はいませんから、感じたストレスを適切な方法で解消していくことが重要です。そのための5つのポイントをお伝えします。

仕事はあくまでも、生活の糧を得るための手段だと割り切る

当たり前ですが、お金がないと生きていけません。ですから皆、何かしらの仕事をして収入を得る訳です。介護職を仕事に選んだ人も同様で、やりたくて選んだのかもしれませんが、あくまでも生活していくためにお金を得るための仕事です。ですから、あまり仕事に対して思い込みを深くしないようにしましょう。

仕事はあくまでも、歯車の一つとなることで一人前となることを自覚しておく

介護の仕事は複雑です。利用者一人ひとりの病気や後遺症や内服薬、それに伴う注意事項、また生活習慣なども頭に入れて介護を行わなければなりません。加えて、利用者とは関わらない雑務的な仕事もあります。さらに夜勤がある事業所であれば、日勤帯の仕事と夜勤帯の仕事は別に覚えなければなりません。入浴介助に伴う機械の操作や、利用者の送迎を行うなら車の運転もあります。

とてもじゃありませんが、一石二鳥で覚えられる仕事ではありません。しかし、利用者にとっては新人もベテランも関係ありません。自分としては、お金を払って介護をしてもらっているのですから「わたしは新人なので、できません」と言われてしまうと、納得がいかないのも無理はありません。

このように大変な介護職といえども、あくまでも、事業所の歯車の一つとなって周りと調和して仕事ができるようになるまで、半人前なのです。半人前であれば、先輩方や利用者から色々言われても仕方ない、と覚悟しておくことも必要です。

もちろん、仕事については指導を受けても、服装や私生活にまで踏み込んできて欲しくありません。ですからせめて、誰からみても真面目に仕事に取り組んでいる姿勢を見せる必要があります。

指導してくれる先輩たちの性格を把握する

介護職は、まだまだ経験がものをいう世界なので、指導の仕方が上手だとか、人間性が素晴らしいとかで主任やリーダーになれる人はわずかです。年齢がある程度上で介護の経験が長く、声が大きくて周りに及ぼす影響が強い人が上に立ちやすい傾向にあります。ですから、新人に対する指導の方法も自分の経験を基に行いますので、最新の介護技術に沿っていないことも多々あります。

加えて、自分以外で新人を指導するスタッフの教育を統一できていないので、指導してくれる人によって教え方がバラバラなのです。そのため、同じ仕事なのに指導のされ方が違う、ということが生じるのです。

解消方法は、先輩たちの性格をいち早く把握することです。どんなことにいら立ち、どんな話を歓び、利用者に対してどんな介護を行うのか。把握したら、可能な範囲で指導者の性格に応じて質問する内容などを考慮しましょう。「この人の場合にはこの質問をしたら丁寧に教えてくれるけど、この人はダメだ」要は、こちらが賢くなることが大事です。

ボディメカニクスを活かした介護手法を学ぶ

介護の仕事で腰や肩などが痛くなる場合、ボディメカニクスを活かした介護手技ができていない可能性があります。本来であれば、新人にはこの方法で介護を指導しなければなりませんが、未だに指導者ですら、ボディメカニクスを活かす介護ができない事業所もあります。

ですから、独学で良いのでボディメカニクスを学びましょう。腰、膝、肩に負担をかけない手法、それがボディメカニクスを活かした介護なのです。

ストレスを発散する時間をとる

ストレス発散の方法は十人十色です。読書、運動、ショッピング、SNSなど多様です。自分なりのストレス発散方法を見つけ、それを行う時間を取り分けるようにしましょう。

新人の時には、なかなかストレス発散をする時間を取ろうという意欲が湧いてこないかもしれません。しかし、それは既にストレスを抱え込んでしまっている状態!無理にでも時間を取り分けるようにして気持ちを新たにしていくことが重要です。

利用者からの暴言や暴力でのストレスは、気持ちの転換しかない!

介護の仕事をしていれば、利用者からの暴言や暴力は誰しも経験するものです。本来であれば「パワハラ」「モラハラ」「セクハラ」などと訴えたいところですが、相手は利用者ですからそれもできません。しかも先輩たちはみな、それに耐えてきました。

暴言や暴力を振るう利用者は、もともとの気質がそうなのかもしれません。それとも、病気の影響で感情をコントロールできなくなり、自制できずにそのまま言動へと現れるのかもしれません。

いずれにしても、利用者側に変わってもらおうとしても無駄です。また職員を味方につけようとしても、リーダーとなるような人が上司と闘ってくれない限りは、何も変わりません。

解消方法としては「この利用者は、こうやってしか他人とコミュニケーションをとることができない、かわいそうな人なんだ」とか「全ては病気のせい。罪を憎んで人を憎まず!」というように利用者に対して気持ちを転換させることが重要です。そして、いくら転換させても自分の中でストレスがたまってしまったら、上手に発散させていきましょう。

思い返せば自分もそうだった。新人だからこそ悩んでいたなぁ

介護職の新人であれば、ストレスは誰もが経験することです。時には正義感から「自分がやらねば誰がやる!悪(である上司)をつぶそう!」とさえ決意していた時もあります。

しかしストレスの原因が上司や他のスタッフ、また利用者など他人の場合、いくら相手を変えようと思ってもなかなか変わりません。それどころか経験を積んでいるうちに、自分も同じような考え方や介護観をもつようになっていることに気づかされることがあります。

新人だからこそ一生懸命です。プライベートであれば受け流しできそうなことも、思い切り受け止めてしまい傷つき、悩み、苦しみます。それは、心に余裕がないからかもしれません。介護方法を覚え、仕事内容を覚え、利用者やスタッフと関係を築けていくうちに、次第に余裕がうまれてきます。そうすると、今まで苦しんでいたことも「まぁ仕方ないか。自分は自分でやるしかない」というようにプラス思考へと変化させることができるようになるのです。

辞めたくなるのはあなただけではない!誰もが通る道!

新人の介護職は、一生懸命がゆえにたくさんの壁に突き当たります。そして些細なことでも悩み、苦しむかもしれません。介護の仕事を選べば、それは誰もがとおる道です。いえ、何歳になっても転職したばかりの新人は、同じようにストレスを抱えやすいものです。ですから、あなたが選んだ介護職だけが特別苦しい仕事なのではありません。

介護職は大変な仕事ですが、その分、自分の思うような介護ができるようになり始めると、歓びが多い仕事でもあります。介護が必要な高齢者の生活を、人生を支える仕事を選んだのです。人の人生にここまで深くかかわれる仕事は、他にはありません。

ストレスと上手に付き合い、解消していくためのポイントを忘れずに、この歓びある仕事と上手に向き合っていきましょう。

 働きやすい職場環境選びがあなたを輝かせる

あなたはなぜ介護の仕事を続けているのでしょうか?

日頃から考えることが多すぎていつの間にか忘れてしまっている介護の現場で働く理由。母が祖母の介護を大変そうにしているのを見て介護職を志した人や、障害者の方が当たり前の日常を送れない現実を知って、当時の自分では何も力になれないもどかしさから介護の仕事を志した人もいるでしょう。

現在、あなたが介護の仕事を行っているのは、「人の力になりたい!」と強く思ったからではないのでしょうか?

3K(きつい、汚い、危険)と言われていることを知った上で働き続けているあなたは高齢化社会である日本の誇りです。

介護業界の主役は現場で働くあなた自身です。

あなたをキッカケに、「介護の仕事って楽しいんだよ」「介護ってかっこいいんだよ」と思ってもらえる仲間が増えることを祈っています。

まずはあなた自身が輝ける場所に行きましょう。

世の中は、熱い想いを持って介護の仕事に取り組むあなたのような人材を求めています。

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