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介護の仕事をしていてもメイクは女性の身だしなみですよね。一方で、職場の人があまりメイクをしていないと心配になる気持ちもわかります。どのような仕事をしていても身だしなみは大切です。では現役福祉業界で働いている私から介護職の化粧事情についてお話していきます。明日からの身だしなみの参考にしてくださいね。

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お宅訪問するホームヘルパーのケース

介護の仕事に限らず、自宅へ訪問して仕事をする場合、訪問先からの印象は大切です。では、自分が訪問する立場ではなく、訪問を受ける立場になった場合を考えてみましょう。

信頼される人の印象とは?

真っ赤な口紅に濃い色のアイシャドウのような明らかに厚いメイクの女性と自然な色のメイクをしている女性とどちらの人になら仕事を依頼したいでしょうか。見た目で人は判断できませんが、第一印象は大切です。年齢相応の自然なメイクの女性は清潔感もあります。誰でも自然なメイクの女性を選ぶでしょう。

したがって全くメイクをしないことが良いのではなく、自然なメイクをしている女性が相手に安心感を与え、好感度が高いということになります。

お宅訪問するホームヘルパーのケースでは、信頼を得るためにも自然なメイクを行うことをおすすめします。

施設での介護職員のケース

施設での介護職員のケースを考えてもホームヘルパーと同様のことが言えます。濃い化粧は誰に対しても良い印象を与えません。そのため、新人教育でも身だしなみ研修の際、好感が持てる容姿について説明する施設が増えています。社会人になって身だしなみの研修をすることに驚かれるかもしれませんが、社会人になったからこそ身だしなみの研修が必要になります。

ウソのようなホントの話!?

ある施設でボランティア募集を行った際、担当者は事前の説明で「動きやすい服装で参加してください」と伝えました。当日集まったボランティアの中に、つけまつげにアイシャドウ、下着のようなキャミソールに短パン姿の参加者が数人いたそうです。

動きやすい恰好ですが、目のやり場に困るような姿は公の場所では似合いませんよね。何でも説明を受けて育っている世代のため、以前なら「動きやすい恰好=ジャージ」と暗黙の了解で通じていた説明であっても通じなくなっている現状もあります。化粧についても同様のことが言えます。その場に似合った容姿を具体的に言葉で説明しないと、ズレが生じる時代になりました。

容姿で介護をするわけではなく、人を見た目で判断するのは良いことではありませんが、一方でパリコレモデルのように目立つような容姿をする必要はありません。自分が介護を受ける側に立った場合、相手をどれだけ信用できるか、信用されるためにできる容姿を考えると、自然なメイクにつながるでしょう。

介護職のメイク事情

化粧もせず、なり振り構わず介護に没頭する時代ではありません。私たち女性は介護従事者である前に、一人の女性です。身なりを整えることの中には、年齢相応の自然なメイクも含まれます。メイクを必ずしなければいけないわけではありませんが、介護は人相手の仕事です。仕事をする上で身綺麗にすることは大切です。

職場の人たちは、その人なりに身なりを整えているでしょうからメイクを強要する必要はありません。あなたがメイクをするのであれば、好印象を持たれるメイクをした方が信頼も得られ、仕事がやりやすくなるでしょう。私自身も女性の身だしなみとして、毎日メイクをして仕事に行っていますので安心してくださいね。

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