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老人ホームに入居している人に話を聞くと、農家をしていたり、家庭菜園で野菜をつくっていた人も多くいます。アセスメントの趣味の欄に「土いじり」と書かれている人もいます。

今回は、私が利用者と行なっている老人ホームでもできる「野菜作り」をオススメします。

見た目も味も良い「きゅうり」と「ミニトマト」

家庭菜園で作れるものは多数ありますが、夏野菜が早くできて簡単なものが多くあります。その中でもプランターで作れて育てるのも簡単なのが「きゅうり」と「トマト」です。

プランター(約600円)野菜用の土30L(約700円)・野菜の苗(約100円〜300円位)・化成肥料(約300円)、支柱とネット(100均)これだけあればあとは水をあげるだけでできちゃいます。

私が参考にしているサイト

きゅうりもトマトも育て方は簡単ですが、芽を摘んだり収穫の時期を見たりと、目をかけることが必要ですが、インターネットで検索すれば方法は無数に出てくるので都度確認で大丈夫です。知識がない状態からの家庭菜園は何から始めていいのか、わからないことも多いですが、ネットを参考にすればポイントが書いてあるので、失敗しにくいですよ!

家庭菜園インフォパーク きゅうりの育て方
ミニトマト プランターの育て方 トマトの育て方.com

朝から夕方まで野菜の話題で持ちきり

プランターの準備に始まり、苗の植え付けと水やりまで利用者と一緒に行います。認知症やまひがあっても、昔やっていたことは抜けないものです。丁寧に苗を植えて水やりを一緒にやってくれるでしょう。不思議なもので、利用者も職員も誰かがやったものより、自分が関わったもののほうがしっかりと見るようになります。

夏の時期は、朝と夕に利用者を誘って一緒に水やりをし、昼間は食事や排泄の介助の合間に野菜の話で盛り上がります。花が咲いて実ができて時には葉っぱが枯れてしまったとしても、一つ一つの動向を一緒に楽しむことができます。

中には自分の役割と思って生活の一部になる人も出てきます。その時は「次はどうしようか?」「そろそろ収穫かな?」と相談を持ちかけることも介護の方法の一つです。

作ったものはおいしく食べる

野菜が育って収穫したものは利用者と一緒に食べましょう。きゅうりもトマトも生で食べることはできるし、酢の物やマリネにしてもおいしいです。

「採れた量が少ないからどうしよう」と悩むこともあるでしょうが、利用者は多く食べたいのではなく「一緒に作ったものを味わいたい」のです。

私のおすすめ簡単料理

女性の利用者と一緒に調理するのもありです。ミキサー食の人のために、ミニトマトはソースにするのも良いでしょう。ホットケーキミックスを使ってピザを作って一緒に食べるのも良いでしょう。

クックパッド ホットケーキミックスでピザパンケーキ

作って・育てて・食べる 野菜を作るという介護!

利用者の培ってきたものを生かして、野菜作りをしてみませんか。材料はホームセンターでそろいます。育て方はインターネットで出てきます。収穫したものは利用者と一緒に食べられます。

ただ野菜を育てるというだけでなく、そこには利用者の能力を使うこと、日課ができること、コミュニケーションの元になること、いろいろなことにプラスになるはずです。

利用者と「一緒に楽しむ」という介護の方法を私はおすすめします!

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