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介護技術は知識だけではうまくいかないことも多いですよね。
介助についての基本的な知識があっても、いざ利用者相手となると教わった通りならないことはいくらでもあります。

最初は名前を覚えるだけでも大変だと思う新人職員も多いでしょう。
職員の名前もそうですが、利用者の名前もしっかり覚えなければなりませんし、面会に来る家族の顔を覚えることも大変です。ようやく落ち着いて仕事ができるのは半年から1年くらいたってからです。
勤続3年くらいになれば立派に介護士として働けるようになるので、慌てず一個一個をしっかり覚えていきましょう。

介護技術が身に付いていくとちょっとした小技や裏技を使った介助もできるようになるので、仕事効率も上がっていきますよ。今回は学校や本では学ぶことのできない裏技集10選をお伝えします!

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時間短縮の裏技テクニック

プラスチックグローブは先に重ねておく

排泄介助等で利用するプラスチックグローブですが、両手に1枚ずつ装着して対応すると余計な時間がかかる場合があります。特に失便でオムツ交換を行う場合だと、グローブが便に触れてしまい取り替えなければならない場合があるでしょう。

いちいち汚れては交換を繰り返していると、時間がかかってしまいますよね。最初から2つ3つと重ねて介助に入ると汚れても1枚外せばいいだけなので余計な時間がかかりません。

トロミの作り方は入れる順番を工夫する

嚥下(えんげ)能力が低下している高齢者が、むせずに飲むためのトロミですが上手に混ぜられず、トロミの玉ができてしまうことがあります。嚥下とは食べ物を飲み下すことをいい、能力が弱ってしまうと飲みこむことがむずかしくなるのです。

上手に作るにはトロミを湯飲みに入れてから、お茶やジュースを注ぐときれいにトロミが分と混ざり合うので玉ができずに作れます。

オムツ交換時の裏技はベッドにあった!

次は排泄介助をベッド上で行うときのちょっとしたコツをお伝えしていきます。

ベッドに新聞紙を敷いてから介助に入る

失便でオムツ交換に入る場合は利用者とベッドとの間に新聞紙を敷いて対応すると、便がベッドシーツに付着して汚染するのを防げます。もしも便が付着してしまったら、排せつ交換の後にシーツ交換もしなければなりませんので、介助に時間がかかってしまい大変なので、予め予防しとくと良いでしょう。

ベッドの高さを調整してオムツ交換をすること

ベッドの高さが調節できるタイプであれば調節してから介助に入るようにしましょう。ベッドが低い状態で介助を行うと、腰を痛める可能性が高くなります。ベッドの高さをお腹辺りまで高くすると、腰に負担が掛からず楽に介助が出来るようになりますよ!
腰痛予防にもなるちょっとしたコツです。

高さ調整ができないベッドは片膝をつく

在宅なんかですと高さが調整できないベッドも多いですよね。背の高い介護士にとっては腰痛リスクを高めるつらい介助になります。腰痛にならないためには片膝だけベッドにつけさせてもらい対応してみてください。利用者との距離が近づいて、体を丸める角度が楽になるので腰への負担は一気に軽減しますよ!

車椅子を使用する時の裏技は道具を使って!

次は利用者が車いすを利用しているときのちょっとした裏技テクニックをお伝えします。

ずり落ち防止の為に滑り止めを敷く

なかなか自力で座位保持ができず、どんどん座面からお尻がズルズルと前にいき転落してしまいそうな利用者がいて、対応に困ったこともあるでしょう。何度も体を持ち上げて正しい位置に戻すのですが、結局ズルズル前にいくので危ないです。

対策に困っている人は一度滑り止めシートを座面に敷いてみてください。前に滑るのを防止してくれます。100円均一などで購入できるので、1回試してみてはいかがでしょうか?

ラップの芯で、自力で駐車ブレーキ

車椅子の駐車用ブレーキはの位置が低いので、高齢者は乗車しながら自力でブレーキをかけられないことがあります。何とか手が届いても、ブレーキレバーが固くて引くことができない場合もあるのです。そんなときはラップやアルミホイルの芯をブレーキレバーに差し込んで利用すると、簡単に自分でロックがかけられます。ロックレバーの高さも丁度よく、てこの原理で楽にブレーキロックをかけることができますよ。

爪を切る時の裏技は入浴後がオススメ

高齢者の爪は厚く、とても切りづらいので悪戦苦闘した経験はありませんか?切りづらそうにしていると利用者も心配になり、いつからか爪切り介助を拒否されるようになってしまいます。

爪切りを拒否されないために切りやすい状況を作りましょう。一番いいのは入浴後です。爪がふやけて、やわらかくなっているタイミングで切ると上手に切ることができますよ。

入浴後のオムツの付けた方

リハビリパンツと違い、オムツの着脱は臥床しているときに交換しやすくなっています。基本はベッド上の交換なので問題ないのですが、入浴後に履いてもらうのは「やりづらい」と感じる職員も多いです。入浴後に上手につける方法はあるのでしょうか?

リハビリパンツのように先にパンツ型にする

入浴後にオムツを履いてもらうときは、テープで両脇を止めてパンツ型にしておきます。ポイントは止めるテープの位置をかなり緩めにして、履きやすくしておくとよいでしょう。両足を通して履くことができたら、緩めておいたテープを少しきつめに止めるのです。緩めのままだとソケイ部から尿漏れしてしまう可能性があるので注意しましょう。

車椅子にオムツをセットしておくと楽

利用者が入浴後に体を拭いて車椅子に移乗したとき、ちょうどお尻の位置にオムツがあたるように広げてセットしておくと楽ですよ。あとは前面と後面の位置を調節して両サイドのテープで軽く止めておきます。部屋に戻ったら、ベッド臥床してから調整するだけでOKです。

実践して初めて気づく。やりやすいやり方を見つけて

今回は裏技や実践して初めて体感できるコツをお伝えしました。教科書には載っていない実戦向きの内容ばかりですので、一度試してみてはいかがでしょうか。とにかく知識として学んだことを実践し、自分なりの利用者への対応方法を考えてみましょう。

工夫一つで介助負担を減らすことができるようになるかもしれませんし、利用者の負担も軽減されるようになるかもしれませんよ!

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