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夏の暑い日は冷たいものが飲みたくなり、冬は暖かいものを飲んで身体を温めたくなります。人が生きていくうえで水分は大切ですよね。

しかし、年をとるとなかなか水分が取れない人も多くいます。老人ホームでの生活では、最低でも1000ccは飲んでもらいたいのに…と奮起している介護職員も多いでしょう。

  • 水分補給が必要な理由とは?
  • 水分を取るための簡単アイデア

私の経験を混ぜながらご紹介します。

なぜ水分が必要なの?

人間の身体は、大人で約60%・子供で約70%が水分で出来ていて、水分が少なくなると脱水症になります。血液がどろどろになってしまい脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因にもなり、生命維持に支障がでてしまいます。

脱水症の症状
引用:スポーツと栄養、水分損失率と現れる脱水諸症状の関係|日本体育協会

水分をおいしく摂ろう!

老人ホームで見かける風景で、食事の前に毎回緑茶かほうじ茶か麦茶が出る場面があります。食事だからお茶なのか?それとも年寄りだからでしょうか?水分は取れれば何でもいいです。利用者が望むものを聞きそれを出すだけでいつもより多く摂ってくれるようになります。

お茶にもいろんな種類がある

以前、イギリス人の利用者に緑茶を出した時「ニガイ…」といわれ飲んでもらえませんでした。次にご家族の持ってきたダージリンで、ミルクティーを作ると笑顔で飲まれました。

ただ単にお茶と聞いて、緑茶・ほうじ茶と想像するのではなく、何茶が好きか?まで聞いてみてください。麦茶か、紅茶か、ウーロン茶かも知れません。それに、暖かいか冷たいかも重要です。

飲みすぎ注意!やっぱりジュースが人気

ご飯の時に甘いもの?と思う人もいるでしょうが、それは利用者がどう思うかです。本人に聞いて「甘いものが好き」と答えるならばりんごでもオレンジでも出してみましょう。お茶よりも飲んでくれる量が多くなります。

ゼリーでおいしくさっぱりと!

水分だからコップで飲むと思わずに、身体に入れば良いと考え直します。それこそ、ご飯やおかずや味噌汁にも水分が含まれていて、食べ物からも水分は摂取されています。

そこで簡単なのがゼリーです。市販されているものを買ってきても良いし、ゼラチンを溶かしてジュースやコーヒーを固めてもゼリーになります。

ミルクやガムシロをかけておやつやデザートとして食べてはいかがでしょう。

おいしく飲んで充実した生活にする

水分を摂ると考えて奮闘するよりも、介護職としてどうやって利用者に楽しんでもらおうか?と考えることで、自然と利用者の好みに合わせることの必要性が見えてきます。

老人ホームだからと諦めさせる前に、「おいしく・楽しく」食べ足り、飲んだり出来るような工夫につながるよういろいろ試してみてください。

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