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介護の仕事を続けていると、一つの不安が頭をよぎるようになります。

「俺の収入では、結婚なんか無理じゃないか!?」

同世代の平均給与に比べて介護職の給与が断然安いことに気づくのです。このまま平社員のままだと結婚が難しい。そうなると、施設長や管理者を視野に入れ始めますよね。

施設長や管理者になれば、給料が平均で33万円となっていて、多いところだと40万円もらえる人もいるのです。今回は将来施設長を目指しているあなたに!施設長になるためのちょっとしたコツや、メリットデメリットなどについてお伝えしていきましょう。

参照:平均年収ランキング2017|DODA

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残業や夜勤で手取り20万を確保!プライベートを犠牲にする職員

介護士の場合だと、手取りが20万円を切ってしまうことはよくある話です。

休日出勤し、夜勤も多く行い、日々の残業を足してようやく20万以上の手取りになるのです。本当はつらいけど、収入を増やすために残業していると精神的にも肉体的にもつらいものです。

あと数万円多ければ休みを有効活用できて、心も体もリフッレシュしてまた明日から頑張れるのに、休日出勤しなければ生活に支障がでるのは本当に嫌になります。

施設長になれば月の収入に頭を抱える心配は減りますし、なにより現場以外の知識も身に付きますよ。ちょっとしたコツを知っていれば、施設長になれる可能性をより高いものにできます!

施設長になるためのコツとは?経験年数や資格取得が大切

私が施設長に指名された理由は、前任の施設長が辞めることになったからでした。しかし、世代交代を待つだけではなく、他にも施設長になるためのちょっとしたコツがあります。

小さな営利法人で長年勤めれば、施設長の可能性が高まる

大規模な社会福祉法人や、医療法人などで施設長になるには茨の道です。特に医療法人で介護士が施設長になる可能性は0ではないが、0に等しいといっても過言ではないです。特別養護老人ホームなどを運営している社会福祉法人でも同じことがいえるでしょう。

若い男性職員が「施設長になりたい!」といっても難しいことが多いのです。

私が働いていた企業は介護事業の展開も小規模で、片手で数えるだけの施設しか運営していませんでした。数年働いていると気づけば、私が社員で一番年数が古い職員になっていたため、施設長を打診されたのです。

介護業界は離職率が高い職種になっているので、何とか踏ん張って長く勤めていれば、施設長の道も切り開けるかもしれません。

介護福祉士やケアマネジャーの資格を取得しておくこと

経験年数は大事ですが、より深い知識を身につけるためにも「介護福祉士」や「ケアマネジャー」の資格は率先して取得を目指しましょう。施設長は最終的に施設として「どう対応するか?」「ケアの方針をどうするか?」などといった重要な判断を迫られます。なるべくなら多くの資格を取得しておき、いつでも施設長になれるよう準備しておきましょう。

施設長の最大のメリットはやっぱり給料だった!

いいことに気づいた男性
仕事量が増えたり責任が増えたりとデメリットもあるのですが、メリットのほうが断然多いので、頑張って施設長を目指しましょう!

大きく給料アップが見込める

やはり、一番のメリットになるのは給料が上がることです!

手取り20万円から、30万にジャンプアップできる可能性が十分あるので期待しましょう。

勤務日を自分で決めることができる

施設長の多くは職員の勤務表を作成することになるので、必然的に自分で自分の勤務を決められます。誰かに気を使って休み希望を入れなくてよくなるのです。

例えば、職員が少ないのに休み希望を伝えると露骨に嫌そうな顔をされ、冷たく「希望には従えないから」なんてことを言われた経験もあるでしょう。そういった余計な気遣いが減ってよかったです。

転職時にも経歴で有利に!

施設長まで経験してしまえば、転職を考えたときとても有利になりますよ。

経歴を見ただけですぐに採用されるかもしれません。給料に関してもある程度経験に見合った金額を提示してくれることも多いです。

特に施設長候補を探している事業所だと、今より良い給料を提示されることもあります。

施設長になって給料もキャリアもup!いろんな知識を身につける

施設長になれば給料だけでなく、キャリアアップにも繋がります。施設長になったら介助ではなく、介護保険法やいろいろな基準を守らなければならないので、幅広い知識も必要です。

実はこんなに大変だった!施設長の仕事と必要な資格

さらに介護施設によっては必要な資格がある場合もあります。

  • 大手より中小企業の介護事業に就職
  • 介護福祉士やケアマネジャー資格取得で、大きな判断に備える
  • 転職を繰り返さず、なるべく一つの事業所の経験年数を増やす

ぜひ参考に施設長を目指してみてはいかがでしょうか?

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