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「認知症」というと、介護の仕事をしていなくても馴染みのある言葉になりましたよね。

馴染みのある言葉になったという事は、認知症という言葉をよく目にするようになったという事です。現在認知症を患っている高齢者は400万人を超えていて、2025年には700万に到達するとも言われています。

しかし現在、認知症を治す薬は存在しません。認知症の進行を緩やかにさせる薬があるだけで、しっかりした認知症対策が必要となるのです。今後ますます認知症を患う高齢者が増えると予測されている状況の中、治す薬がないのであれば高齢者を支える家族がなるべく早い段階から前兆に気付いてあげる事も、対策の一つになるでしょう。

その時、家族はどうする?認知症の家族間のストレス

また、高齢者自身で日々の生活から認知症を予防する事もとても重要な事になりますので、今回は認知症の前兆や予防方法・対策についてお伝えしていきます。

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認知症の前兆は、どんな行動から始まるの?

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認知症の前兆は様々ですが、ある程度「よく見られる行動や言動」があります。

電話を1日何度もかけてくるようになる

普段のたわいもない事等を電話で話す事はあると思います。特に頼み事や心配事を子供に電話してお願いする事なんかはよくあるでしょう。
少し前までは1回で終わった電話が、1日に3回4回と念を押して確認するようになったり、同じお願いをしてくるようになったりする時には、認知症の前兆を疑っても良いでしょう。

怒りっぽくなった

普段怒る事のないような人が怒りっぽくなったり、財布や通帳を常に持っていたりする状況は注意しましょう。認知症の症状として、人格が突然変わってしまう事もあるのです。

物盗られ妄想

認知症の前兆として、自分の物をどこにしまったかわからなくなってしまう事があります。もちろん認知症でなくとも、年相応の物忘れから自分の物をどこにしまったかわからなくなる事も十分あります。

しかしここでポイントなのは、「どこにしまったかわからなくなった」と訴えるのか、「私の物が盗まれている」と訴えるのかで認知症の前兆かどうかが判断できます。盗まれたという被害妄想が出始めたら要注意。認知症の前兆である可能性が高いと言えるでしょう。

もし認知症の前兆を感じたら?

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上記で説明した行動や言動が顕著に見られるようになったときの対策はどうすればいいのでしょうか?

病院受診をする事

最近おかしな行動・言動が見られるようになった時の対策として、まず初めに病院受診をお勧めします。

今では「認知症外来」と呼ばれる認知症専門の病院もありますので、事前に調べておくと良いでしょう。問診や認知症テスト、脳のCTスキャン等を行い、認知症であるかどうかを調べてもらえます。

ケアマネジャーに相談する

病院受診し、認知症の診断がでたら次の対策として、地域のケアマネジャーに相談しましょう。
ケアマネジャーに相談し、一度認定調査を行うのです。認定調査を行い要支援・要介護の判定が出れば、介護保険サービスを利用する事が出来ます。

介護保険サービスを利用すれば、認知症高齢者が出来ない事の支援や、病院の付き添い・福祉用具のレンタルの等が保険適用で利用できますので、家族の負担も軽減する事でしょう。

「だったら最初の対策として、ケアマネジャーに相談した方がよいのでは?」と思う人もいるでしょう。

答えはNOです。

なぜなら重要なのは認知症診断が下りているかどうかが、介護保険サービスを利用出来るか否かのカギになるからです。診断が下りていない状態で体は元気、調子が良くて当日の受け答えも出来てしまえば、認定が下りず「非該当」となってしまう事もありますので、まずは病院受診をするようにしましょう。

自分でしっかり予防対策する事も大切

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認知症になってしまってからの対策を考える事はもちろん大事な事です。

しかし認知症になる前の対策として、自己予防もしなければなりません。予防をする事で認知症にならないですむなら絶対にやりたいですよね。ただ、現在の所「○○を日々行う事で、絶対に認知症になりません!」という予防・対策方法はありません。絶対は無理だとしても、健康に気をつけながら認知症になりにくい「生活習慣」を送る事が、予防・対策となるのです。

特に気をつけたい項目が、

  • 食事習慣
  • 運動習慣
  • 他者との交流
  • 脳のトレーニング

以上の4つになります。

簡単な事でも構いません。野菜や豆類を気にして食べるとか、1日1回ウォーキングをしてみましょう。一番良くないのは自宅にひとり閉じこもるような生活習慣は危険ですので、なるべく外出の機会を取り入れる生活を心がけましょう。

まとめ

本人の為にもなるべく早めの対応を心がける

今回認知症の前兆や対策・予防方法などについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

認知症の前兆としてよく見られるのが、

  • 何度も同じ話しをする事や、念を押して何度も電話をしてくるようになる
  • 性格・人格の変化が見られるようになる
  • 物盗られ妄想がでる

上記の内容は、認知症の前兆としてよく見られます。

認知症の前兆が見られたらまず病院で診断を受けて下さい。そして認知症と診断されたらケアマネジャーに相談し、認定調査をお願いしましょう。また、認知症にならない為の予防もしっかり行いましょう。大事なのは生活習慣ですので、無理せず少しでも改善する事を心がけましょう。

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