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職務経歴書を書く際、介護の転職回数が多い場合は時系列で職歴を書いていく一般的な編年式ではなく、経験してきた職務内容ごとにまとめて記載するキャリア式が向いています。

同じような職務内容の入社退社をだらだらと書くよりも、見た目がすっきりとし採用側も読みやすくなります。さらに職務ごとにまとめるので転職回数の多さが目立たず、どんなスキルを持って仕事をしてきたかをアピールすることができます。また非正規のパート勤務で介護を続けてきた人も、転職回数が多い場合と同様に職務内容ごとにまとめて職務経歴書を作成することができます。職務内容については、パートでも責任感を持って業務にあたり、正社員と同様の仕事に携わってきたことなどを詳しく丁寧に書くことが大切です。

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職務経歴書の書き方‐介護の転職が多い場合は職務ごとにまとめる

職務経歴書には編年式とキャリア式があり、同じ業務内容の転職回数が多い場合やキャリアアップしながら転職してきた場合、キャリア式で記載することが向いています。

編年式は時系列に業務内容をまとめる形式で経歴が一目でわかりやすいため、習熟度を伝えやすく職務経験が短い人向きです。大きなキャリアダウンを経験することがなく、直近の職歴にハイレベルな仕事をしている人は編年式が向いています。

キャリア式は今までに経験した業務や職種ごとに経歴をまとめる形式で、有資格や強調したい経歴をアピールできます。複数の分野の経験を積んできた経緯について職歴や職種ごとの整理は必要ですが、企業側が応募者のスキルや経験を重視している場合や専門知識が求められる技術職や専門職などの応募の場合に適しています。

職務経歴書キャリア式のダウンロード

①日付は履歴書を持参する面接日または郵送の場合投函日にする

日付の記載方法

日付の記載方法

日付は提出日または前日(郵送の場合は投函日)、年号は西暦・和暦どちらかに統一し記載します。

②現在までの経歴を要約して端的に伝える

経歴概要についての説明

経歴概要についての説明

経歴概要は、プロジェクト内容、役割・役職、使用言語などでまとめます。

仕事に対する意識や自分の強みのほか、企業が求める能力を満たしているかなどを伝えることが重要です。

③介護職員や訪問介護員などの職種を記入する

職種記載欄の説明

職種記載欄の説明

職種記載欄には介護職員、訪問介護員、ケアマネジャー、生活相談員など経験した職種を記載します。

④勤務先ごとに業務内容は詳しく且つ簡潔に記載する

⑤保有資格は正式名称で記入する

保有資格記載欄の説明

保有資格記載欄の説明

保有資格は正式名称で介護に関係するものを全て記入し、介護についてての自己研鑽をアピールします。介護福祉士や社会福祉士などの国家資格の他、ケアマネジャーや介護職員初者研修などの資格を有している場合は必ず記載します。

⑥自己PRは転職回数を活かす内容でアピールする

自己PR欄の説明

自己PR欄の説明

転職回数が多いことでマイナスイメージになるのでは?と思われる人も多いですが、転職内容によっては前向きな自己PRにすることも可能です。

今後の目標やビジョンに対し、軸となる経験やスキルがしっかりあり、転職により目標達成のための知識や技術の習得をしている場合が多い場合があります。

また、介護はノルマや成果に関する記載をしにくいですが、認知症利用者への対応や、介護拒否がある利用者への対応など、職歴のなかでの取り組みや仕事上の課題を解決してきている場合などについても、しっかりとアピールすることが大切です。

転職回数が多い自己PR例文

転職の自己PRの記載方法として「転職を繰り返しながら介護を転職と感じた人のケース」の自己PRの例文をご紹介します。

自己PR
大学卒業後、営業職や販売業と10回以上の転職をしてきました。最初の数回の転職では業績を意識しやりたいことが見つからずに安易に転職してしまったと反省しています。しかし、前職を通じ、顧客ニーズを考えるうちに介護の仕事に興味を持つようになってからは、スキルアップのためにさまざまな介護現場を経験したいと思い、あえて派遣スタッフという形で勤務してきました。

多くの介護現場を見たことで、介護ニーズとして夜間対応や入浴、食事介助など身体介護を中心とした短時間の訪問を必要とする人の希望に応えられるよう、この経験をいかし、貴社の定期巡回の訪問介護でお役に立ちたいと考えています。

介護の転職回数が多いパート勤務の場合‐携わった職務内容を丁寧に記載する

パートで勤務されていても仕事内容は正社員と変わらない業務内容に携わることが多いため、キャリア式の職務経歴書を使用しスキルを十分にアピールしましょう。

介護職の正社員とパートの仕事内容の大きな違いは、介助以外の仕事の有無であり、仕事内容での記入内容が変わらない場合が多いため、携わった職務内容を丁寧に記載することが大切です。

職務内容は過去の経験を掘り起こし正職同様に介護に携わってきたことをアピール

職務内容の記載は勤務形態に関係なく過去に経験した業務内容を振り返り、介護に携わった内容を詳しく記載し丁寧に説明することが大切です。

転職する際、企業は前職の雇用形態ではなく、企業が求める人材としてマッチングできるかを重視する傾向があるため、応募先でいかせる経験を強調し、採用担当者にアピールできるよう仕事に取り組む姿勢を簡潔に記載しましょう。

自己PRでは介護に対する姿勢と応募先での将来像を伝える

自己PRでは、パートであっても正職と変わらない責任感で業務に望んだ姿勢や、コミュニケーションやチームワークの重要性をアピールします。

ただ漠然と職務経歴を書くのではなく、自分の言葉で働きたいという気持ちを誠実に伝え、応募先での自分の将来像をイメージして伝えることが大切です。また、介護士として目指したい方向性があれば、合わせて記載し、介護への思いや意欲を伝えます。

パートから正職へ転職したい自己PR例文

転職の自己PRの記載方法として「キャリアアップを応援する会社への再就職を希望」の自己PRの例文を紹介します。

自己PR
私の強みは子育てと両立させながらパート勤務を続けてきたことです。出産・子育てを経験しながら多岐にわたり勤務をしてきたこともあり、さまざまな変化に順応しながら限られた時間の中で効率よく対処することができます。家庭を通じてそれぞれに大切な存在があることを学び、いっそう人を思いやる気持ちを大切にできるようになりました。
志望動機
貴社を志望したのは、キャリアアップを応援する人事評価システムがあると聞いたからです。子育て中で現在はパート勤務であっても正職員へキャリアアップして働く事ができることでモチベーションを高く持ち、頑張りたいと思います。

職務経歴書だけで完結せず面接でしっかりと伝えられることが大切

職務経歴書で転職回数の多さをうまくカバーするような内容に仕上がっていても、面接時には求職者自身の話しぶりや態度も総合して見られるため、面接の際には自分のスキルや経験から得たなどをしっかりとアピールできるよう準備しておくことが大切です。

転職では自己PRは必ず聞かれる質問ですので質問に対する答えと職務経歴書の内容がかみ合わず、中身のないものにならないように、自分の強みを理解し、何をアピールするのか、自分には何ができるのかを明確にまとめ伝えることが大切です。

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