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キツくて薄給の仕事である介護の仕事を好んで選ぶ女性は変わり者なのでしょうか?

介護の業界に全く関わらない人からすると、イメージは多数ある業種の中でも悪いイメージを持たれています。

介護に対するイメージとして

  • キツくて汚くて精神的に大変そうだから介護で働く人はすごい(自分はやりたくない)
  • 勉強ができなかったから消去法で介護業界に入ったんでしょ
  • OLや看護師のように女性の憧れとはかけ離れた職業につきたいと思った理由がわからない

などネガティブなイメージばかり先行しています。

介護業界に関わっていない人間からすると、ニュースで取り上げられる「人でが足りない」「虐待」などのマイナスなニュースでしか介護業界に触れる機会がありません。

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介護サービス業は自慢したくない職業?

介護に対する周囲の反応

HELPMAN JAPAN 「介護サービス業 職業イメージ調査 2015」

上記の図は全国の学生、社会人2,575人を対象にアンケート調査をした結果です。家族や親戚や友人など周囲の人でさえも介護に対するイメージは低く、自慢できる職業の一つではないと考える人が多いのが実情です。

介護に対するネガティブなイメージは、介護の現状を知らないことが主な要因です。

Cresent Online責任者である瀬口雄一郎が当サイト然り、紙媒体での介護情報誌や、『楽』イベントを主催する理由は、介護の楽しさを伝えて世の中の当たり前にしたいというビジョンがあるからだと言います。

楽イベント

介護の業界を全く知らない私(25歳男)が「介護情報誌クレセント『楽』イベント」に出席し、介護の現場で働く女性のプライベートに触れた率直な感想を綴ります。

介護情報誌クレセント『楽』イベントとは

「介護って楽しい!」を伝えるために毎月愛知県の東海・知多・大府を中心に開催しているイベントです。

このイベントを開催する根本となる考え方は「利用者も普通の生活を送るべき大人であり、介護は子育てと同じくらい当たり前のことである」ということです。

過去には宅配寿司サービスの「銀のさら」とコラボし、利用者と一緒に「住宅型有料老人ホーム 椰子の実」にて食事を楽しむ企画を行ないました。

2018年11月に開催した「介護情報誌クレセント『楽』イベント」は、ダイニングバーTATULA 伏見店で開催しました。介護の現場で働く女性にフォーカスを当てたイベントです。

ダイニングバーと介護にはどんな関係があるのか

Tatura

一見ダイニングバーと介護は全く関係はありませんが、女性が働く職場という観点では大きな意義があります。

開催目的

  • 介護も立派なサービス業だから、プロの接客業にふれることにより利用者に介護の提供ではなく、サービスを提供する意識を伝えたい
  • 女性が楽しめるおしゃれな場所で普通の女性として楽しんで欲しい

Crescent Onlineは「介護が子供に憧れられる職業に」を目指していますので、今回の『楽』イベントではとても刺激をいただきました。

参加者が笑顔になる5つの仕掛け

1.シャンパンタワー

シャンパンタワー

参加者のお子様が積み重なった1番上のグラスにシャンパンを注ぎました。普段見慣れないゴージャスなおもてなしに参加者はお大喜び。

2.フレアパフォーマンス

ボトルを使ったパフォーマンスに参加者は釘付け。世界チャンピオンが在籍するお店で、パフォーマンスのレベルも世界レベルなのかもしれません。2人組で行うパフォーマンスで、お互いの息がぴったりでないとできない芸当です。

3.カクテルパフォーマンス

kakuteru

フレアパフォーマンス最中に作ったカクテル。一つのシェーカーから5色のドリンクが。管理者の方が一気飲みしました。※ノンアルコールカクテルです。

4.THE、女子会を匂わす料理

料理料理1

アンチョビソースのバーニャカウダやローストビーフなど、おしゃれな料理を楽しみました。

5.プレゼント企画

笑顔

様々な香りがするハンドクリームをプレゼント。参加者同士で匂いを嗅ぎ合い大盛り上がり。

どれも女性が喜ぶ素敵な仕掛けで、どの仕掛けも介護との関連性はゼロに近いものでした。

現場を離れたら介護従事者だって“普通”の女の子

参加者の90%がデイサービスで働く職員です。介護の仕事の話をしている人は誰もいません。仕事の話をしたくないほど介護の仕事が嫌なのかと勘違いする経営者もいるかもしれませんが、大手企業に務める丸の内OLでさえ仕事の話はプライベートでほとんどしません。美味しい食べ物の話や恋愛の話、旦那さんの話、店員さんがイケメンだという話題など、ごくごく普通の女性の会話で2時間盛り上がりっぱなしでした。

本イベントを通じて介護の現場で働く女性である以前に、普通の女性であるというとても当たり前なことに気付かされました。

名古屋伏見TATULAにて行われた介護情報誌クレセント『楽』イベント

今回のイベントで、

  • 利用者には介護ではなくサービスを提供しているという自覚
  • 介護は特別ではなく、他の業種と同じように女性として輝ける場所

ということが実体験として学べました。

あなたの職場は「施設で働く〇〇さん」というくくりではなく、あなた自身が尊重されている職場環境ですか。

『楽』イベントは介護という独立した業界ではなく、一般生活に溶け込む形でこれからも活動を広げていきます。ご興味の有る方は、下記ボタンからLINE@の友達追加をして次回の『楽』イベントの情報を楽しみにお待ちください。

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