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やりたい仕事であっても24時間果てしなく続く介護に、疲れたと感じることはありますよね。疲れてしまうと何もかもどうでもよくなり、介護の仕事なんてやりたくないこともあるでしょう。介護が好きか否かの前に、無理をしすぎなのかもしれません。

何でもがんばりたい気持ちはわかりますが、無理は禁物です。経験を交えて説明していきましょう。

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人間関係に悩む人へのアドバイス

介護職の辞めたい理由1位は人間関係の問題といわれています。利用者の生活を支えるために施設では24時間の介護が提供されます。そのため、利用者を支える介護職は24時間のローテーション勤務で日々の介護にあたっています。職員も人間です。早めに仕事を行いたい人、時間ギリギリでしか動かない人、先を見据えて介護を考える人、行き当たりばったりの人、困ったことを相談すると親身になって聞いてくれる人、何でも適当な返事をする人など、性格や働き方はさまざまです。

自分がどう見られているかの前に相手を考えてしまうのが当たり前。当然、一緒に仕事をしてやりやすい人もいればやりにくい人もいますよね。悩み始めたら気持ちも塞ぎこんでしまい、何もやる気が起きなくなることだってあります。教えてもらう先輩によって教え方が違う場合、誰を信じてよいかわからず、人間不信に陥ってしまう恐れもあるでしょう。

働いていると悩みは尽きませんが、私自身、人間関係で気をつけていることは、人に対して評価や批判をしないことです。例えば、「Aさんとは仕事がやりやすい」と良い評価は相手も不快には思いませんが、「Bさんはいつも時間にギリギリで困る」や「Cさんは話が長すぎる」など、悪い評価は本人の耳に入ると大半は怒りに変わります。何気なく話したことが大きくなり、仕事がやりにくくなることだってあります。自分は相手が嫌いでいったわけではないと後からいっても遅く、人間関係がこじれてしまいます。介護の仕事は自分一人ではできません。チームケアが基本です。そのため、責任がもてない言葉はいわないことです。

モチベーションの考え方

学生のときは、就職できれば幸せ、就職できると次の幸せを人は探します。仕事への考え方も同じです。憧れの介護職に就くまでは就きたいという気持ちでモチベーションがあがりますが、介護職になれば、新たなモチベーションを人は求めます。自分が仕事内容を吸収できているうちはモチベーションが維持できますが、介護職に疲れたと感じたときはモチベーション下がりますよね。疲れたときほど、モチベーションをあげる努力が必要です。

趣味を持ってプライベートを充実

歌が好きな人はカラオケでストレスを発散する、図書館で本を読む、家族や恋人と過ごすなど、仕事と離れる時間を作りましょう。仕事とプライベートをわけることでモチベーションをあげましょう。

仕事から離れる

直接介護以外にも利用者のアセスメントを行う、介護計画を考える、勉強会への参加など、正規職員はいろいろな仕事があります。しかし遅くまで残業したり、休みまで仕事をするのは辞めましょう。生活にメリハリも大切です。いつも仕事のことを考えていると、仕事に追われるようになってしまい、自信が持てなくなるかもしれません。仕事のときは全力で仕事に向き合い、休みのときは心や身体を休め、モチベーションを高めましょう。

長く働き続けられるコツ

私は福祉の仕事にかかわって19年が経過しました。19年の間には、仕事以外に結婚、出産を経験し、現在子育て中。経験の中から長く働き続けられるコツをお伝えします。

教えてもらう人によって介護が異なる

先輩によって教え方が異なるのは、よくあることです。批判もできないし、モヤモヤした気持ちだけが残りますよね。自分が間違った介護をしても利用者に負担がかかってしまうため、悩む場合は、属するフロアやユニット会議の場で確認することが一番です。個人の意見を聞くとその意見に振り回されてしまいます。全体の場で確認して介護を統一しましょう。

人は人、自分は自分で人をうらやましがらない

「○○さんはできるけど、自分はできない」と悲観的になると、できることも不安になり、できなくなってしまう恐れがあります。統一して行う介護まで好き勝手なことをしてはいけませんが、自分で考えて行う場合は、人をうらやましがらず、自分を大切にがんばりましょう。

臨機応変に対応できない

教科書や勉強したことと現場で行われていることが異なり、戸惑うことがありますよね。私も学校卒業してすぐは、教科書通りに介護をしようと思ってもうまくいかずに困りました。悩んでいる人にとっては深刻な問題ですが、介護は誰のために行うものかと考えると、利用者のためであって、利用者のできないところを手伝っていくのが介護です。現場で求められるのは、教科書通りの介護ではなく、利用者に合わせた介護ということがわかれば、その人にとって必要な介護がみつけられますよね。その人に合わせて臨機応変に対応できるようにアンテナを張りましょう。

自分に合った職場をみつけよう

何で介護の仕事に就きたいと思ったのでしょうか。自分の中で大切にしたいことはみつけられていますか。「介護に疲れた」と思うことを肯定も否定もしません。しかし疲れたままでは何の解決にもなりません。同じ介護の仲間を見つけたり、https://line.me/R/ti/p/%40kbm8797zへ登録して介護職の先輩の意見を参考にすることもよいでしょう。

介護職に疲れてしまう前に自分に合った職場をみつけて働いていきたいですね。

 働きやすい職場環境選びがあなたを輝かせる

あなたはなぜ介護の仕事を続けているのでしょうか?

日頃から考えることが多すぎていつの間にか忘れてしまっている介護の現場で働く理由。母が祖母の介護を大変そうにしているのを見て介護職を志した人や、障害者の方が当たり前の日常を送れない現実を知って、当時の自分では何も力になれないもどかしさから介護の仕事を志した人もいるでしょう。

現在、あなたが介護の仕事を行っているのは、「人の力になりたい!」と強く思ったからではないのでしょうか?

3K(きつい、汚い、危険)と言われていることを知った上で働き続けているあなたは高齢化社会である日本の誇りです。

介護業界の主役は現場で働くあなた自身です。

あなたをキッカケに、「介護の仕事って楽しいんだよ」「介護ってかっこいいんだよ」と思ってもらえる仲間が増えることを祈っています。

まずはあなた自身が輝ける場所に行きましょう。

世の中は、熱い想いを持って介護の仕事に取り組むあなたのような人材を求めています。

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