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どんなに優秀な介護職員でも、24時間365日一人で介護することはできません。必ず休むことが必要で、その間は代わりのスタッフが必要です。

介護の仕事はチームワークです。誰かが居ない時にはほかの誰かが代わりを務める、それにより、利用者は24時間満足のいく介護サービスを受けることができるのです。しかし、介護施設でチームワークが必要になるのは他の理由もあります。

この記事では、

  • 介護施設でチームワークが必要な理由と業務
  • どのようにすればスムーズにチームワークが図れるか
  • 新人でも未経験でも、チームワークに加わる方法とは何か
  • 個々のスキルアップがチームワークの向上につながるのか

ということをお伝えします。

介護施設でチームワークが必要な理由と、その業務

入居系の介護施設は、24時間365日利用者さんがいます。このような施設では夜勤の仕事があり、利用者さんの昼間の様子がどうたったのかが分からないと仕事ができません。そのため、日勤帯から夜勤帯への引継ぎ(申し送り)が行われます。これもチームワークです。

また、介護職ではない職種との連携も必要です。

看護職となら

  • 点滴、褥瘡処置などの医療的な処置や対応
  • 利用者さんからの体調不良の訴え
  • バイタルサインの異常
  • 医師との連携

これらのことで報・連・相を行います。

厨房職員となら

  • 食事の量や形態、盛り方などの変更
  • 介護食器の相談
  • 嗜好品の提供

などの情報をしっかり共有します。

相談員、ケアマネとなら

  • ご家族、近隣住民との連携
  • 行政や関係諸機関との連携

などのことは任せます。

このように、介護職がスムーズに仕事(利用者さんの介護)を行っていくためには、チームワークが必要不可欠なのです。

チームワークを上手に図る方法とは

円滑なチームワークは、良好なコミュニケーションがすべてを解決します。コミュニケーションとは、会話をすることだけではなく気持ちを通わせることです。起こった事実だけを伝えればよいのではなく、相手の立場に立って、何をどのように伝えるのかを考える必要があるのです。

例えば、昼間落ち着かずに歩き回る利用者さんがいて引き継ぐとします。

  • 日中ずっと徘徊していた
  • いつも一緒に食事を摂っている利用者さんが具合悪くて居室で食べるようになって、落ち着かずに食堂や廊下を歩き回っていた

違いは、夜勤者が困らないように申し送っているかどうかです。落ち着かなくなった理由を知っているのなら、対処方法はいくつかあります。理由を知らなければ、見守ることしかできないかもしれません。このように引継ぎされる人が「どんな情報があれば利用者さんの介護をしやすいのか」ということを考えて意思疎通を図ること。これが良好なコミュニケーションの秘訣であり、チームワークを上手に図るコツです。

また良好なコミュニケーションを図るには、自分の感情をコントロールする必要があります。例え何かに不満があったとしても、自制を働かせて周りのスタッフの感情を害する言動をとらないように注意しましょう。

未経験や新人職員が協力できる方法とは

経験がなく新しい職員の方が、しがらみに捕らわれず冷静にチームメンバーを客観的にみれます。相手の立場に立つということは、相手の性格も考慮すること。仕事一本の真面目な人なのか、少し雑談を交えた方が良い人なのか、話し方を工夫することはとても有効な手段です。

もちろん仕事のことで、各職種に伝えておいた方が良いことは抜け目なく報告します。中には、新人に報告させることを好まず自分が報告したい同僚もいるので、そういう場合には相手を立てるようにします。同じ介護職同士でも、報告しておいた方が良いことは必ずありますので、何を誰に報告すれば良いのかを守りましょう。

個人のスキルアップはチームワークの向上につながるのか

介護職のスキルアップとは、単に介護技術や知識をたくさん取り入れるだけではありません。得た情報を、実際の介護現場で友好的に活用することが求められます。チームワークに必要な「多職種連携」の意識は、スキルアップを重ねるごとに強くなるものです。ですから、本当にスキルアップしているのであればチームワークも向上するはずです。しかし、一人がスキルアップしても意味がありません。

誰にでもできるチームワーク向上術

コミュニケーションを上達させることは、介護未経験でも新人職員でも、誰でもできます。あとは、チームワークに必要な報告・連絡・相談事項を覚えて、必要な時に必要な情報を共有していくだけです。

実は、チーム内の誰かが上手に情報共有でき始めると、周りのスタッフも真似をして良い相乗効果が生まれることがあります。この大きなきっかけになれるのは、しがらみに縛られない新人職員です。ぜひ、自分の立場を強みにかえて前向きに考えていきましょう。

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