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働く上で人間関係は切っても切り離せないものです。特に介護職はその忙しさから、人間関係がこじれることも珍しくありません。人間関係で失敗すると仕事に行くのが本当に辛くなりますよね。人間関係のストレスから心身ともに体調を崩してしまう人もいます。

しかし辛いからといってすぐに休みを取ることもできません。ではどのように対応するべきなのでしょうか。介護職を続けていくために、難しい人間関係への対処方法をお伝えします。

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人間関係に困ったときの対処法

ポイント

①そういう人だと割り切る

世の中には様々な人がいます。普段から口調がきつくて人に誤解を与えてしまう人もいるし、せっかちで人の話を最後まで聞かない人もいます。また、すぐに人の悪口を言う人もいれば気に入らないことがあると機嫌が悪くなる人もいます。

しかし、生まれ育った環境や性格があるので、どうしても苦手な人は「そういう人なんだ」と割り切って考えてみましょう。

そう思うと次に同じような体験をしても「あぁこの人はそういう人だから仕方がない」と思い必要以上に傷つくこともないでしょう。

②思い切って転職する

人間関係はどの職場にもあるものですが、関係の悪い職場ばかりではありません。

人と接していると「この人のこういうところ苦手だな」と思うこともあるでしょう。しかし、それを表に出すと人間関係のトラブルに発展してしまします。

人間関係の良い職場の人間というのはそういった思いを隠して上手に人付き合いをしているのです。みんな大人なのですからそれができている人の方が多いです。

どうしても辛い時は、人間関係の辛さに耐えて、心を病んでまで続けるべき職場なのか自問自答してみてください。

人間関係によって生まれる3つのストレス要因

①価値観の違い

人それぞれ育ってきた環境が違うので、価値観や考え方に違いがあるのは当たり前のことです。しかし、中にはどうしてもこの人とは合わないなと感じる人もいるはずです。

自分の考えを押し付けてきたり、こちらの意見を全く聞き入れなかったりする人もいます。価値観の合わない人とのコミュニケーションの中でトラブルに発展することがあるでしょう。

②個人の仕事量の違いから生まれる陰口

介護職は特に仕事量の個人差が生まれやすい職場です。みんなが同じことを同じ時にしているわけではないので、他の人のしている仕事が見えにくいです。

そのため、居室対応をしていたのにさぼっていると思われて陰口を言われることがあります。

介護職は女性の多い職場ですから、陰口を言われるとすぐに他の職員に広まります。常に職員の目を気にしていなければならないので気疲れしてしまうこともあるでしょう。

③きつい口調でのやりとり

介護職はその忙しさから時間や作業に追われています。そのため、そんなつもりはなくてもそっけない言い方になってしまったり、ついイライラとしてきつく当たってしまったりすることがあります。

普段は口調に気を付けていても、忙しい時は丁寧な言葉遣いを忘れてしまうという人もいるのではないでしょうか。言われた方も忙しく気が焦ってる場合、より人間関係がこじれやすくなってしまします。

常に機嫌を伺いながらしていた仕事

喧嘩

介護職に就いて1年目のころ、分からないことだらけで先輩に聞かなければならないことがたくさんありました。しかし現場は常にピリピリ。みんな忙しく動いているので声もかけづらい状況でした。

声を掛けても「え!?何!?ちょっと自分でか考えて」とイライラした様子で聞き返されると1年目の私は気が引けてしまいます。

できなかったら怒られるけれど、聞くのにも気を遣うしピリピリとしている先輩に声を掛けるのは怖かったです。常に先輩の機嫌を伺って仕事をしていたので、次第に仕事に行くこと自体が億劫に感じるようになりました。

時間のある時に質問をする

疑問

みんな忙しく動いているので疑問に思ったことがあっても、すぐには聞くことのできない状況でした。そのため、急ぎでない質問は紙にまとめておいて、夜勤の時間があるときに聞くようにしていました。

急いでいる時はピリピリしているので「今聞かないでよ!」と思われることがあるかもしれませんが、質問をすること自体は悪いことではありません。

むしろ積極性をアピールすることができ好印象です。タイミングをよく考えることが大切です。

考え方を変えることで楽になる

喜ぶ

人間関係というのは生きていると避けられないものです。しかし人間関係が悪いと好きなはずの仕事が嫌になったり、仕事に行きたくなくなったりするでしょう。

精神的に大きなストレスとなります。しかし、考え方や捉え方を変えることで楽になることがあるかもしれません。

人間関係が辛いと感じたときはこの人はこう人だと割り切ってみたり、合わないのだから仕方がないと考えてみてはどうでしょうか。

それでもどうしても状況を変えられない時には転職を考えるのも一つの方法です。抱え込んで自分が潰れてしまう前に楽になる方法を探してみましょう。

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