Pocket
LINEで送る

介護の仕事はとても魅力的な仕事です。なぜなら、誰かの役に立てることが嬉しいですし、「ありがとう」の感謝の言葉で溢れる場所なので、やりがいが大きい仕事だからです。

初めて介護職に就く人にとっては、すべてが未知の世界ですよね。世間のイメージから未経験での介護業界への転職は、不安なことも多いかもしれません。

異業種から介護業界へ転職

わたしの前職は、広告代理店の営業・販促・企画開発です。介護にまったく関係ない異業種働いてきました。

広告代理店の仕事に疲れ切っていたわたしは、特養に勤めている親友にそのことを打ち明けました。すると「介護の仕事はいいよ。今度、ボランティアに来てみなよ」と誘ってくれたのです。

もともと少しは福祉に興味があり、しかも高齢化社会の到来が目の前で就職口には困らないと考え、親友の勤めている特養に一日だけのボランティアに行くことになりました。

利用者からの感謝の言葉で心が動かされる

一日が終わり、お礼を伝えに利用者さんへ挨拶しに回っている時、あるおばあちゃんが目に涙を浮かべて「今日はありがとう。楽しかったよ。ぜひ、また来てね。」と言われ握手をしてくれたんです。

今までの仕事では怒鳴られることが当たり前でした。そんな自分に、しかも初めてきた人間に涙を流してくれ、また来てくれと言ってくれたのです。その日の帰り道には「転職する」と決めていました。

未経験からできるようになった介護技術

1.ボディメカニクスを活かした介護

当時の介護は「三大ケア」つまり食事・入浴・排泄ケアが中心でした。まだ20代だったわたしは、体力や力を武器に入浴介助、排泄介助、ベッドからの離床・着床、夜勤など、どんどん行いました。

身体ケアは、数をこなしてどんどん覚えましたが、力に任せていたので腰を痛めてしまいました。痛めてしまってからできるようになったことが、利用者さん自身の骨格や筋肉などの機能を活かした「ボディメカニクスを活かした介護」です。

参考腰痛予防になる!介護職員のためのボディメカニクス

自分の体に負担がかからないということは、利用者さんにも負担が少ないということになります。今は、初めて介護職として就職した人にも、ボディメカニクスを活かした介護を指導してもらえる施設が多くなっています。

2.精神的なケアはケアマネの視点でわかった!

精神的なケアができるようになったのは、介護支援専門員試験に合格し、徹底的に「利用者目線」でケアを考える必要があるということを学んでからです。それまでは、誰かから提案されたケアに対し、例えそれが利用者目線であっても職員側の都合で反対意見を述べたりしていました。

その反対意見の原因は、利用者目線のケアに猛反対だった当時の介護主任の機嫌を損ないたくない、という気持ちがあったからです。いま考えると情けないですが、利用者よりも人間関係を優先してしまったことに気づけなくなってしまうので、ケアマネの資格を取って見直すことが出来ました。

介護職に就く前に知っておきたかった真実

今だからこそ、介護職に就く前に知っておきたかったな、と言えることは「介護職といえども賃金をもらっているサラリーマン」ということです。

介護職は、利用者さんの人生を支えることができる仕事です。その分、もっとこの人のためにできることがあるのではないか、という自問や迷いが出てきます。勤め始めた頃は、利用者さんのために尽くしたいという希望を抱いていましたが、それを全て叶えることは現実的に不可能です。

できることにも限りがある。従わないといけない時もある

なぜなら介護職だって、労働力を提供して事業所から賃金をもらう「サラリーマン」です。ということは、いくら事業所の介護方針などに不満があっても、勤めている限り従う必要があります。自分のやりたい介護をしたいのなら、自分で介護事業所を立ち上げるしかないのです。

ですから、最初からあまり夢や希望を抱かずに「介護職といっても、あくまでも生活をするために収入を得るための手段の一つだ」という認識をもっておくことは重要です。そうすれば、事業所や上司に過度の期待を抱くことはないからです。期待を抱かなければ、何か問題があった時でも「こんなものだな」と切り分けることができます。

 未経験でも働ける!まだ知らないあなたが輝く職場へ

介護職に興味があって働きたいと思っても、転職活動は慎重になってしまいますよね。

よく見るサイトでは、良い面しか書いておらず、実際の現場が見えてこない不安があります。本当に未経験で介護職を始めた人はどうしているんだろう?そう感じて当然です。生きた情報が少なく、未経験でも人手不足だから始められることはわかっていても、実際に続けられるのか不透明になっているからです。

あなたが介護の仕事に興味を持った理由はさまざまだと思います。「人の力になりたい!」「身内の介護を経験した」「求められている職業だから」など、十人十色の理由があるでしょう。

介護職で働きたいというと、周りに心配されたり、反対されたりと志しを削ぐような反応をされる場合もあるかもしれません。しかし、介護職で働きたいと強く思うあなたは高齢化社会である日本の誇りでもあるのです。

そんなあなたの新しい一歩を応援しています。

あなたをキッカケに、「介護の仕事って楽しいんだよ」「介護ってかっこいいんだよ」と思ってもらえる仲間が増えることを祈っています。

まずはあなた自身が輝ける場所に行きましょう。

世の中は、熱い想いを持って介護の仕事に取り組むあなたのような人材を求めています。

未経験で転職する方法とは

Pocket
LINEで送る