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ケアマネジャーの資格をとるのは年々難しくなっていますよね。昔は受験した半数近くが合格していましたが、今では1割から2割程度の合格率となっています。今ではかなり難関になってしまったケアマネジャーですが、介護士が将来スキルアップのためにとる資格としてまだまだ人気です。

初任者研修を取得し、現場経験を積んで介護福祉士となり、最終的にケアマネジャーの資格を取得する人は多いです。目標だったケアマネジャーとして働けるようになったのに、実は介護士との間に「溝」があるのをご存知でしょうか?

今回はケアマネジャーが思う介護士に対する不満をぶっちゃけていきましょう。

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現場が一番!ケアマネジャーに対する嫌味な発言

ケアマネジャーとして働いていて一番に思うことは、どうしても「現場が一番」という空気になりやすいことです。もちろん現場で介護を行い、利用者と密に接しているのは介護職員だと思います。

私自身、介護職員としても経験もあってよくわかるのですが、自分が一番理解している雰囲気をケアマネジャーに出してくる介護職員もいるのです!ケアマネジャーも利用者のことをよく理解しているのが介護職員であることはわかっているので、担当の職員にプラン作成の相談をすることはよくあります。

しかし、相談している時に「そんなことも知らないんですか?」なんてことを露骨に言われてしまうとけっこうつらいですね。どうしたって現場で介助を行っているわけではないので把握していない部分もあります。

だからこそ、一番身近な担当職員に聞いているのに、「何にも知らない人がプランなんてよく作れるねぇ」なんて陰口が聞こえてくると、正直「イラッ!」としてしまうわけです。

座っているから楽ちん?職種で役割は違うもの

座る男性

また、よく耳にするのが「デスクワーク=楽をしてる」といった考え方です。「座って仕事ができるから楽」「現場はすごい忙しいのに手伝いにも来ない」なんてことを聞いてしまうと本当にイライラがMAXになってしまいますよね!

介護士もケアマネジャーも、もっといえば施設長や看護師も施設で働く上に必要な職種なのです。さらに言えば役割分担があり、もっている資格で業務内容が違うのは当然のことでしょう。

ケアマネジャーは事務所でケアプランを作成したり、モニタリングやアセスメントを作成したりとパソコンを利用する機会が多い仕事なのです!なかなか理解してもらえないんですよね。もしかしたら理解しているけど「現場優先でしょ!」っていう気持ちが強いのかもしれません。

ただ現場優先の気持ちはすごくわかるんです。私も現場優先主義だったので、介護士だった私がケアマネジャーになった私に言ってるようなものです。

ただ、利用者のために介護士とケアマネジャーは協力しなければなりません。不満ばかりを口にせず、同じ施設職員同士コミュニケーションをとっていかなければと思う今日この頃です。

 働きやすい職場環境選びがあなたを輝かせる

あなたはなぜ介護の仕事を続けているのでしょうか?

日頃から考えることが多すぎていつの間にか忘れてしまっている介護の現場で働く理由。母が祖母の介護を大変そうにしているのを見て介護職を志した人や、障害者の方が当たり前の日常を送れない現実を知って、当時の自分では何も力になれないもどかしさから介護の仕事を志した人もいるでしょう。

現在、あなたが介護の仕事を行っているのは、「人の力になりたい!」と強く思ったからではないのでしょうか?

3K(きつい、汚い、危険)と言われていることを知った上で働き続けているあなたは高齢化社会である日本の誇りです。

介護業界の主役は現場で働くあなた自身です。

あなたをキッカケに、「介護の仕事って楽しいんだよ」「介護ってかっこいいんだよ」と思ってもらえる仲間が増えることを祈っています。

まずはあなた自身が輝ける場所に行きましょう。

世の中は、熱い想いを持って介護の仕事に取り組むあなたのような人材を求めています。

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