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介護現場は人手不足が続いており、求人を見ない日はないぐらい溢れています。

初心者でも研修制度を設けてがんばってくれる職員を応援している事業所はたくさんあります。初任者研修も終了して、働きたい!という気持ちがあれば大丈夫。

私自身も理解のある職場に恵まれ、子ども4人を育てながら仕事をしています。

それでは、子育てをしながら働くにはどのような事業所が良いのか、事業所の特徴を交えながら説明していきましょう。

子育て中のお母さんが働きやすい職場は?

介護保険サービスは、在宅介護サービス、施設介護サービス、地域密着型サービスの大きく3つにわけられます。サービスによって事業所の役割が異なるため、働く時間や曜日も異なります。

在宅介護サービス

訪問介護、通所介護、特定入所者生活介護などのサービスが主要なところです。

訪問介護事業所は、訪問介護員が依頼を受けた自宅へ訪問し、身体介護または生活援助を行います。

パート勤務も多く、働きたい時間で働ける事業所もあります。しかし、必ず訪問先が出勤中にあるわけではないため、自分が働きたいと思う時間に比べて依頼を受ける仕事時間が少ないこともあります。

それとは別に依頼された仕事は一人で行うため、子どもの調子が悪くて出勤できなくなった場合に代替職員がいるかどうかが心配されるところです。

デイサービス(通所介護)

通所介護はデイサービスともいわれています。通所介護事業所は、事業所から個人宅から送迎を行い、事業所へ来てもらって、入浴や食事、レクリエーションなどを行って一定時間を過ごしてもらい、また自宅へ送るサービスとなります。基本は昼間のサービスになるため、パート勤務者も多いです。

特定入所者生活介護

特定入所者生活介護は在宅サービスに分類されますが、有料老人ホームや高齢者向け住宅で提供されています。介護保険での施設入所には該当しませんが、24時間の入居可能な事業所です。

正規職員は夜勤も含めて勤務していますが、24時間365日介護職員が必要なため、平日昼間のパート職員もたくさん働いています。通所介護に比べて、介護が重度の利用者も入居している場合があり、介護量は多いです。

通所介護と特定入所者生活介護に共通していえることは、複数の職員で働いているため、訪問介護事業所とは異なり、急な休みにも対応はしやすいでしょう。

施設介護サービス

サービス内容は、

  • 介護老人福祉施設
  • 介護老人保健施設
  • 介護療養型医療施設

の3つがあげられます。

介護老人福祉施設は、特別養護老人ホーム 通称「特養」ともいわれています。3つの事業所は介護保険を利用して入所できる施設です。介護は24時間365日続いています。介護職の正規職員は、早番、日勤、遅番、夜勤など変則勤務になります。

重度の利用者が多く入所している施設のため、介護職員も大勢います。そのため、昼間のみのパート職員もたくさん働いています。先輩や同僚も多いため、相談しながら介護の仕事に取り組める意味でメリットとしてあげられます。

その反面、衣食住すべての介護が必要な利用者も多く、仕事に慣れるまで苦労するかもしれません。

地域密着型サービス

小規模多機能型居宅と認知症対応型共同生活介護などのサービスが主要なところです。

小規模多機能型居宅介護は、

  • 訪問介護
  • 通所介護
  • 泊りサービス

を組み合わせながら自宅での生活を支えている施設になります。

認知症対応型共同生活介護はグループホームともいわれます。1グループ9名程度の利用者が自分のできることを一緒に行いながら共同生活を行う事業所になります。

どちらの事業所も正規職員は夜勤も行います。昼間のパート勤務職員もいますが、介護保険施設に比べて1日あたりの出勤人数は多くありません。

そのため、自分だけが平日の昼間だけという勤務は難しい可能性もあります。土日祝日勤務を求められる場合も考えられます。

介護職と子育てを両立するには?

どの事業所も正規職員の雇用は限られているので、昼間のパート職員は大勢活躍しています。そのため、子育てと両立することは可能です。働くにあたっては、事業所側が求めることと、保育園でお願いできることを確認することが大切です。

事業所側との雇用契約では、就労時間、就労の曜日、休みの日数や取扱いについて特に確認が必要です。事業所の場合、パート職員であっても雇用契約書がもらえます。後から困ることがないように時間と休みについては覚えておきましょう。

保育園では、保育の時間、延長の有無、土日祝日の保育園開園の有無などを確認しておくといいですね。

子育てとの両立できるコツは、時間に無理なく働く

介護の仕事は人相手の仕事のため、勤務時間通りに終わらないこともあります。

何時間もサービス残業をする必要はありませんが、多少時間が前後する場合もあるでしょう。

仕事を長く続けるためには、朝の出勤時間に遅刻する、迎えが間に合わないということがないように無理のない時間設定を考えて、仕事をする時間、保育園に預ける時間を決めることが仕事と子育ての両立の秘訣です。

勤務先では子育てへの配慮はあるの?

事業所の規模にもよりますが、子育て世帯の職員も大勢いるため、配慮してくれる事業所が多いです。

例えば、私が働いていた事業所では、非常勤職員の場合、夜勤勤務のみ行わず、その他の勤務は正規職員と同じように行っていました。臨時職員は、時間や曜日も働く職員に合わせており、午前だけや午後だけの勤務、平日のみの勤務など個別に契約されていました。

給与面で言えば、正規職員と非常勤職員は月給制、臨時職員は時給計算でした。

資格によって時給が異なっていたため、実務経験を積んで資格を取得し、時給が上がる臨時職員もいました。私は正規職員でしたが、臨時という雇用形態であっても時間の許す限り、仕事を任せてもらえました。

雇用形態に関わらず、子育てへの配慮はされており、有給休暇や夏期休暇、冬期休暇以外に年間5日間の子の看護休暇がありました。休暇は事業所によって異なるため、確約はできませんが、福祉現場は人手不足ですから配慮している事業所が増えてきたのは事実です。

子育てママでも働ける!働く前の心構え

介護職として働きたい!けれども子どもが心配。自分を信じて正直にやりたいことをやってみる勇気も必要ですよ。子育てしながら働いている私から3つのアドバイスです。

子どもの体調が悪くても慌てない

子どもが体調を崩すこともあるでしょう。私も同じ経験をしていますから、職場に迷惑をかけたらどうしようという気持ちも痛いほどわかります。

そんなときこそ早く治るようにゆっくり休みましょう。子どもにとってお母さんは一人です。どんな薬よりお母さんがそばにいることが一番の薬になります。子どもが元気になれば、またいくらでも仕事は挽回できます。

子どもは大きくなれば、体力もついて病気も少なくなります。一時的なものなので不安にならず、そのときできることをやりましょう。

決められた仕事は手を抜かない

パート職員といっても事業所の中では職員に変わりはありません。介護職員としての責任は同じです。

介護はチームで行い、利用者さんの生活を支えています。決められた仕事は責任を持って行いましょう。慣れないうちは、自分勝手に介護をするのではなく、周りと相談しながら何が必要かを考えて仕事に取り組んでください。

自信を持って仕事をしましょう

資格を取得したばかりで不安なこともあるでしょう。しかし不安な気持ちのまま介護を行うと相手にも伝わってしまいます。

あなたの介護は安心できるといってもらえるような介護を目指してがんばりましょう。

子どもが成長するように、介護の仕事は私たち母親も人間として成長できます。忙しいときや思うようにいかないこともたくさんあります。でも自分ができないと思う必要もありません。人生の成功や失敗は人が決めるものではなく、自分で決めるものだからです。自分のライフスタイルに合った事業所をみつけてくださいね。

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